Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

飾り巻き 完成

2006年08月14日 | ロッドビルド
飾り巻きが終わりました。

休みとなると色々と細々とした用事があったり外出したりと、なかなか落ち着いてロッドの前に座れなかったのですが、ようやく完成しました。しかし、結論から言うと、写真の通り、あまり上手く出来ませんでした。

課題はいくつもあります。

まず第一に、基準となるマーキングの間隔がブランクの径に対して少し狭かったために、曲線の部分のカーブがあまり上手く掛かりませんでした。結果的に模様が上下に引き伸ばされた格好になっています。もう少し横方向に伸ばした図柄にすれば良かったのですが、気付くのが遅すぎました。

第二に、このパターンでは中心部分に対してスレッドを巻き詰めて行きますが、この手のclosedラップは、どうも性に合いません。技術の無さの現れですから仕方がありませんが、今の私のレベルでは、外側ないしは一方向にopenに巻いて行く巻き方が精一杯なのだと思います。少しチャレンジの度が過ぎました。

第三に、singleで巻くと少し寂しいかなと思ってdoubleで巻きましたが、巻き進むうちに模様の外側のスペースが無くなってしまい、最後の一巻き(1サイクル)を断念しました。巻きが進むほど曲線が出てくるパターンでしたので少し残念ですが、仕方がありません。この手の模様はsingleか、もしくは十分に間隔を取ったdoubleにしなければならなかったと思います。ただ等間隔にマーキングすれば良いという訳ではないのですね。

・・・と、色々反省点は多いのですが、反面、以前からやってみたかった、曲線を出す巻き方は分かりましたし、当初狙った通り、青で見てもオレンジ(正確には#257 Rust)で見ても魚っぽく見えるシンメトリーの効果は(少しは)出ているかと思います。

但し、個人的な信条である「簡単に巻けて見栄えがする」という範疇には入りません。一言で言って、巻いていて楽しくありませんでした。巻きながら苦痛を感じるのは本意ではありませんし、もっと巻き進む楽しみ、積み上げる楽しみを感じることが出来るものでないと、趣味として面白くないような気がします。その意味で、自分の限界を知ると共に、そもそもの楽しみとは?ということを考えさせられる巻きでした。

さて、これから留め巻きをしよう思います。明日から少しお天気が崩れそうなので、コーティングは先に延ばして、先にガイドラップの下巻きに取り掛かろうかと考えています。まだまだ先は長いですね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 飾り巻き 途中 | トップ | 飾り巻きの解説(魚模様) »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (魚花)
2006-08-15 16:29:38
でも、あんまし模様らしく見えなくて、

ちょっと凹んでいます。

このパターンは、二度と巻かないと思います。

やっぱり巻いてて楽しくないとね・・・
返信する
Unknown (ろどらん)
2006-08-15 12:22:33
綺麗ですやん!

オイラもビルド始めてすぐにお魚巻いたけど、間隔が少なくて魚に見えず、火星人ぽくなった覚えがありますw
返信する

コメントを投稿