Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

ニール・ゲイマン/The Graveyard Book

2017年03月19日 | 

釣りに行くと決めたら、前の日どんなに飲んでいても朝の3時とか4時に起きる自信がある。

と公言し、実際その通りだったのだが、何と今朝、思いっきり寝坊した。目が覚めたら7時前。やむなく船長に電話し「すみません、思いっきり寝坊しました」と伝えると、船長も「ああ-・・・」と言葉に詰まる有様・・・

原因は分かっている。読みかけの本がクライマックスだったので最後まで読み切ったのだが、恐らく頭の芯の部分が興奮したまま休まっていなかったのだろう。

ニール・ゲイマンの The Graveyard Book(邦題『墓場の少年~ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』)。殺し屋に両親と姉を殺され、一人生き延びた赤ん坊が、逃げ込んだ墓場で幽霊たちに育てられるお話。Nobody と名付けられた赤ん坊はやがて成長し、ついに復讐の時を迎える。

幽霊や人間との心温まるやり取り、謎解きに満ちたストーリー展開、どこを取っても読み応え十分、一級品のファンタジー。

Neil Gaiman,
The Graveyard Book
(Harper)

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