Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

PENN/Battle 2000

2010年11月29日 | リール

届くのを楽しみにしていたリールが、土曜日にカワハギに行っている間に家に届いていました。

PENNのスピニングリールで名前は "Battle"。今年発売になった新モデルですが、エイテックのホームページを見ても、どうやら日本ではまだ販売されていないようです。

私が買ったのは一番小さな2000番というサイズで、大きさは手元にあるダイワのプレッソ・イプリミ(1503番)とほぼ同じです。

冒頭の写真は、私がリールを買った TackleDirect.com から借りてきたものですが、スペックもさることながら、ブラックにゴールドというそのカラーリングに激しくそそられました。(因みに現物を見ると、スプールの側面の色がブックからシルバーに変わっているようです。)

  

ちょっと面白いなぁと思ったのは、スプールの真ん中に埋め込まれたゴムのようなリング。



どうやらこれは、スプールにラインを巻き始める時の結び目が滑らないようにという配慮のようです。

ハンドルはマシンカットのねじ込み式。勿論、緩めれば折りたためます。ノブもリールのサイズの割に大きく、摘んでも握り込んでも手にしっかり馴染みます。



ドラグはPennの代名詞、HT-100ドラグ。しかし、スプールを外して見たところ、往年のスピンフィッシャー(9500SS)やスラマー(260460)のようなスプール下にあるタイプではなく、スプールの上、ドラグノブを外した中にディスクが重ねて入っています。



滑り出しは思った以上に滑らかで、ドラグノブのピッチも細かく、微調整が利きそうです。ドラグの音も、スピンフィッシャーのような甲高い音(あれはあれでPENNらしくて私は大好きですが)とは違い、少し抑えた「ピン、ピン、ピン、ピン」という感じ。

ハンドルを回した時の滑らかさについてですが、軽さという意味ではプレッソ・イプリミの方が勝ります。しかし、何と言うのでしょう、ギアが無駄なくしっかり噛み合った、ねっとりとした巻き心地は、これはこれでなかなか捨てがたいものがあります。勿論、既に管釣りで何度も使っているイプリミと、まだグリスも馴染んでいないこのバトルとを単純に比較するのは難しいところではありますが。

実は今回、リールのサイズがあまりよくイメージ出来なかったこともあり、ただラインキャパから考えて恐らく管釣りもしくは渓流で使えるかな?と思って買ってみたのですが、何だか海でキスやアナゴをやるのにも使えそうです。ギア比が 6.2:1 と高めなので、巻き合わせで一気に上げる時に楽かな、と。

最近とみに管釣りに行かなくなってしまったので、実釣に使うのは来春、渓流もしくはキスの時になりそうです。それまで机の上でしっかり空まわしして、弄り倒してやろうと思っています

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