レックス・スタウトの The League of Frightened Men(1935年)読了(邦題『腰ぬけ連盟』)。
ニューヨークの私立探偵ネロ・ウルフのもとに不思議な依頼。ハーバード大学の同窓生仲間が一人、また一人と怪死を遂げる。それを仄めかす脅迫状が次々と、しかも全員に届き、みなが次は自分の番かと恐れ慄いているという。
そしてついに、ネロ・ウルフに調査を依頼してきた当の本人が行方知れずになる。どうやら鍵を握っているのは、同じ同窓生の一人のようだが、一体彼らの間に何が・・・?
美食の安楽椅子探偵ネロ・ウルフのシリーズ第2作。入り組んだプロットは前作と同様、そしてそれが徐々に紐解けていく過程もスリル満点。恐らくこの調子でどれを読んでも面白いのだろうが、2作で十分お腹いっぱいになったので、次また別の行きます。
Rex Stout,
The League of Frightened Men
(Kindle)
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