10/2 カワハギ

カワハギに行って来ました。

今回はいつものＩ先輩と２人。船宿の釣果情報ではこのところずっと好調が続いているので、何とか自分もあやかりたいと期待に胸を膨らませながら船宿へ。

定刻７時半に出船。波もなく風も穏やかで、いい釣り日和です。



まずは港から近いところ、水深15ｍ前後の場から始めます。が、連日の釣果情報が嘘のように、全くアタリがありません。エサも取られず、我慢の時間が続きます。私のところにようやく１尾目が来たのは９時半を過ぎた頃。その少し後にもう１尾追加しましたが、結局午前中はこの２尾で終わってしまいました。

この調子だと今日は厳しい釣りになるな・・・船上の誰もがそう思ったに違いありません。

ところが、11時半頃、それは突然やって来ました。

水深20ｍくらいの場だったでしょうか、船が旋回して場に入ってしばらくすると、あちこちでポツリ、ポツリとカワハギが上がり始めました。ちょうどその時、前夜からお疲れだったＩ先輩は、クーラーとタックルバッグの間に座ってウトウトされていたのですが、隣の人から「（カワハギ）居そうですよ」と声を掛けられ、おもむろに仕掛けを投入。すると、得意のタタキ下げがばっちりハマって、見事カワハギをゲット。しかも20cmクラスのいい型です。

これは続かねばと私も仕掛けを入れると、何と錘が着底してすぐ、すっと錘を上げただけの誘いで、カワハギが掛かりました。しかも、これまたいいサイズ。

実は今日は片舷に10人以上乗っていたので、午前中からオマツリの嵐。ですが、私を真ん中に左の方２人と、私の右のＩ先輩、そしてその隣の（Ｉ先輩を起こしてくれた）方は、朝のうちからオマツリしても「すみませ～ん」「取れました、どうぞ」「ありがとうございます」とお互い声を掛け合って釣りをしていたので、この頃には何となくもう仲間内のような感じがしていました。

そうして訪れたこの時間帯。気付くとこの５人、いつもそれぞれ誰かが（もしくは同時に）派手に竿を曲げている状態。それも、エサの付け方だとか、誘い方だとか、はっきり言って全く関係ないのでは？と思うほどの、バリバリの釣れっぷり。しかも上がってくるのが殆ど全て20cmクラス。

これこそ、まさに、入れ食い。私が乗合船でルアーの釣りや沖釣り（エサ釣り）をするようになってかれこれ10年くらいになると思いますが、今日のような経験は初めてです。カワハギ特有の、文字通り竿が持って行かれそうになるような激しく鋭い突っ込みを、思う存分堪能しました。

こうして、夢のような時間はだいたい30分くらい続いたでしょうか。恐らく反対の舷の方もそうだったと思うのですが、午前中の鬱憤を一気に晴らすことが出来ました。

午後からは一転、またポツリポツリの拾い釣りでしたが、それでも上手な人は少ないチャンスを逃さないですね、隣のＩ先輩を始め、皆さん順調に数を伸ばしておられました。

最終的な釣果は、Ｉ先輩が堂々の15尾、私は10尾。私の釣った10尾のうち、先ほど申し上げたチャンスタイム（約30分間）に釣ったのは５尾。家に帰ってから大きさを測ってみると、23cm、22cm、21cm×２尾、20cm×２尾、そして20cm以下は18cm、16cm×２尾、一番小さいものが15cmでした。

ちょっとメジャーからズレていますが、こちらが今日の最大魚23cm。



私の右腕、竹竿＋Abu Recordと。



久々に登場、割といっぱいになっているクーラーの図。



ところで、どうしても今日行きたかったもう一つの理由。



昨年も同じ時期に貰ったのですが、今年は中身が少しグレードアップ。



昨年は写真の右の方にあるピンクの割引券（500円×６枚）だけだったのですが、今年は新たに左の黄色の割引券（1000円×２枚）が付いています。この船宿は、通常も１回乗船するごとに次回割引券（500円×２枚）をくれるのですが、一度来てくれた人にまたもう一度来て貰いたいという、嬉しいサービス。次回の釣行が待ち遠しいです。