ちょうちょと言っても、蝶ではありません。
日曜日に釣って来たカワハギの頭を開いて味噌汁にしてみました。
いつも一緒にカワハギに行くY先輩から常々「アラを味噌汁にすると美味しい」と聞いていたのですが、これまで頭の部分は(やや面倒な気がして)捨ててしまっていました。ですが、そう言えば以前読んだこの本にも別名「ちょうちょ」と載っていたのを思い出し、試しにやってみました。
それが冒頭の写真。身から落とした頭の部分を、目を下(つまり頭のてっぺんが下)、口を向こう側にして立て、真ん中の背骨の右側と左側に包丁を縦に入れて、両側に開きます。
最後に頭(脳天)の骨を一気に切って左右に切り離すのですが、骨と言っても軟骨のちょっと硬いくらいの感じで、出刃があれば簡単に割れます。
意外だったのは鰓(エラ)です。カワハギの鰓蓋は、外側から見ると小さな小さな穴ですが、頭を割って開いてみると、その鰓蓋からは想像できないくらい大きな鰓が隠れています。鰓は血がたまるところなので(だからこそ血抜きする時は真っ先にこの鰓を刺すのですが)これを取り除くだけで随分味は良くなるはずです。
で、大きいものだけを開いて、こんな感じ。左が上身を三枚に下ろしたもの、右が頭を開いたものです。
上身はいつも通り刺身とフライにし、頭の部分で味噌汁を作ってみました。
味付けは味噌だけですが、頭の骨から極上のダシが出て、とても美味しいです。意外に身もそこそこ付いていますし、これまで捨ててしまっていたのが非常に悔やまれます。
今度は(これまた食わず嫌いの)肝の食べ方も研究してみようかな・・・
蝶々違いで何より。。。
それにしても蝶々とは言い得て妙ですな。
釣ってそこまでしてあげたら、カワハギも本望ってもんです。
なむー。。。
こんな時間にお疲れさんです(笑)
いくら俺が食いしん坊でも、さすがに
蝶々は食わんだろ・・・
唐揚げ(二度揚げ)にしても美味しいらしいので、
次回はトライしてみます
今度は血を抜く時にあまり大きく切り裂かないようにして、
綺麗なてふてふを目指します