今回の竹竿は、ブランクにあたる部分が4つのパーツに分かれています。
先から、
①穂先/グラスソリッド
②穂持ち、または穂先下 →これを継いで、1/2ピース。
次に、
③手元上
④握り →こちらも継いで、2/2ピース。
昨日作業したところは、①と②を繋ぐ部分。グラスのソリッドのお尻の所を削って、②の穂持ちに挿入出来るようにします。
作業自体は至って簡単です。まず、穂持ち側(竹)の端っこに、口割れ防止用の糸を巻きます。ここは伸びのない絹糸を使っています。
ソリッドを挿入する部分の長さは4cm。その長さ分だけソリッドを削りました。
継いでみるとこんな感じです。
次は、この穂先下のお尻の部分、印籠継ぎの加工です。ここが一番の難所だと思っていますが、新調した切り出しで粗く削って、あとはひたすらペーパーを掛けるだけ。時間と手間を掛ければうまく出来ることは分かっているので、焦らずじっくり作業したいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます