ヘッドフォンを買いました。
オーディオは私が決して手を出してはならない趣味だと信じています。理由は簡単で、手を出すと絶対にハマってしまい、抜け出せなくなること請け合いだからです。この心得ははるか昔、中学時代にお世話になった音楽の先生のご自宅を訪問し、そこで素晴らしいオーディオセットを目の当たりした時に心に刻みました。以来、音楽への興味は尽きないものの、オーディオはそこそこの、というよりもむしろ安物のセット物に甘んじてきました。
そんな私が唯一ちょっとだけ贅沢をしてきたのがヘッドフォンです。学生時代にバイトをするようになって初めて買ったのがSennheiser(ゼンハイザー)のヘッドフォンで、これを自室の静かな環境で初めて聴いた時の衝撃と感動は、20年経った今も忘れません。それから何代かずっとSennheiserで買い替えてきましたが、今回ちょっと薦めてくれる人があって、オーストリアのAKGというメーカーのものを選んでみました。
秋葉原でも比較的試聴の環境が良い店に行き、見当を付けていたモデルを幾つか試聴してみましたが、価格と音質のバランスで、このK240 Studioが一番良いように感じました。実はもっと価格の高いモデルも試聴してみたのですが、私の耳のレベルでは、そこまで大枚をはたく意味があるようには思えませんでした。
さてこのK240、音質は至ってクリアで、弦楽器の艶やかさが綺麗に出ています。管楽器などは演奏者の息遣いまでが伝わってくるようです(これはある程度以上のヘッドフォンに共通のものですが)。低音は少し物足りない感じがしなくもありませんが、そこは密閉式と違って少しもタイトな感じがなく、耳に負担が無く、音がすっきり伸びてきます。
おかげでこの週末はずっとCD三昧、ロッドビルドは小休止です。今日もまだまだ夜は長いのです。
AKGとゼンハイザーのモデルが候補に残って
どっち買おうか迷ったんですが、結局仕舞いやすさというか
モバイルでの使い勝手でゼンハイザーに
したのですが、
音では相当未練タラタラでした。
AKGはデザインも格好良かったです。
日本のメーカーのポータブルオーディオも付いてるヘッドホンは
結構ゼンハイザー製もあるみたいです。
そのままゼンハイザーで行くかAKGを試すか、
随分と迷いました。
私はポータブルではなく自宅で使う用でしたので、
あとは価格とのバランスで、決めました。
ポータブルだとゼンハイザーの方が色々と種類があって選べますよね。
私は今のところ通勤電車の中では音楽は諦めているのですが、
いつか良いノイズキャンセリングのものがあれば、
試してみたいと思っています。