こんなことをブログに書いていることがバレたら、恐らく私は明日から晩御飯抜きだと思いますが、うちの家人は虫系が苦手です。何がどうというのではなく、虫類全般が苦手なのですが、目下の最大の敵は、玄関先の植木、それも出てきたばかりの新芽を狙って現われるナメクジです。
お目当てはこの植木。
少し背の高い植木鉢に2種類植わっているのですが、手前下の方に見えるのが初雪カズラ、左上に薄緑色の新芽が出ているのがハクロニシキです。このハクロニシキの柔らかい新芽を狙って、ナメクジがこの植木鉢の縁を這い上がってきます。
このところ雨の日が多かったこともあるのですが、気づくと新芽の葉のところにナメクジが居座っていて、それを目ざとく見つけるけれど自分ではとても触れない家人が私を呼び、私は子供のころ以来だなぁとか何とか言いながら割り箸で摘んで道の反対側にある植え込みに捨てに行く、こんなことを毎夜繰り返していました。
最初はナメクジくらいと軽く思っていたのですが、どうやらナメクジが居座っていた新芽は実はナメクジに食べられていて、次第に枯れていくことが分かりました。対策を色々調べてみると、子供の頃によくやった塩を振りかけるとか、お酢を掛けるとか、はたまた飲み残しのビール缶におびき寄せて駆除するとか、全く先人の知恵というのは素晴らしいものです。
しかし、いくら何でも玄関先にビール缶を置くというのも品がないですし、何かいい手はないかと調べていたら、その名も「ナメクジさ~る」という薬品があることが分かりました。自慢ではありませんが、うちの家人はネットでモノを検索する達人なのですが、どこでどう見つけてきたのか、遠く三重県にある会社が作っているのを探し出してきたのです。
この「ナメクジさ~る」は原料が天然物100%というのが売りで、ありがちな農薬(化学薬品)ではないところが家人のアンテナにピンと来たのでしょう、早速通販で取り寄せたものが今週の夜、届きました。ちょうどその時、運悪くハクロニシキの新芽を食べに来たナメクジが1匹居たらしく、家人の言によると、「直接振りかけたら、ナメクジがウーッとなってた」とのこと。まさに仁義なき戦い
もともとは殺虫剤ではなく、ナメクジを寄せ付けないための薬だそうで、狭い玄関先のありとあらゆる植木鉢や花、木、そしてタイルの床まで、徹底的に振りまいたそうな・・・。全く、アナタは徹底してるわね
まぁそれも花や植木を大事に思う気持ちゆえのことですし、これで夜中にナメクジが来ていないかをチェックしに行かされることが減れば、家人も私も文字通り枕を高くしてぐっすり眠れるというもの。家内安全、夫婦円満の立役者になって頂きたいものです。
ぞぞぞ。
何なら缶ビールで集めて捕まえて、かっしーさんのご自宅に送りましょうか?
ぞぞぞぞ。