渋谷のBunkamuraで開催中の「ベルギー奇想の系譜」展。
奇想天外なヒエロニムス・ボスやブリューゲルの作品に始まり、暗喩に富んだ絵こそが語る象徴派や表現主義、そしてマグリットやデルヴォーのシュルレアリスムに至るまで、それが同じベルギーという地やその周辺で生まれたのだと示されると、なるほど面白い。こういう企画力はさすが。
(ヒエロニムス・ボス工房「トゥヌグダルスの幻視」1490-1500年頃、ラサロ・ガルディアーノ財団(マドリード)蔵)
(ピーテル・ブリューゲル(父)「聖アントニウスの誘惑」1556年、プランタン=モレトゥス博物館(アントワープ)蔵)
(ヴァレリウス・ド・サードレール「フランドルの雪」1928年、アントワープ王立美術館蔵)
ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで
2017年7月15日~9月24日
Bunkamura ザ・ミュージアム
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