新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「オランダ・ハーグ派展」。
ハーグ派という言葉を聞くのも初めてなら、その画家も大半は初めて知る人たちばかり。しかし、17世紀以降の風景画の伝統を持つオランダで、同時代のフランス/バルビゾン派からの影響を受けながら静かに発展したこのハーグ派は、短い期間ながらも間違いなくひとつの時代。
風車に代表される田園風景から海景まで、見応え十分な展示。
(ヴィレム・ルーフロス「アプカウデ近く、風車のある干拓地の風景」1870年頃、ハーグ市立美術館蔵)
(ヨハン・バルトルト・ヨンキント「デルフトの眺め」1844年、ハーグ市立美術館蔵)
(ヤコブ・マリス「漁船」1878年、ハーグ市立美術館蔵)
(ヘンドリック・ヴィレム・メスダッハ「オランダの海岸沿い」1885年、ハーグ市立美術館蔵)
既に会期は終盤だが、会期中にもう一度行けるかどうか・・・
オランダ・ハーグ派展
2014年4月19日~6月29日
損保ジャパン東郷青児美術館
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