東京都美術館で開催中のゴッホ展。
副題に「巡りゆく日本の夢」とあるように、日本との関わり合いという視点で構成されたその展示。
専門に研究する方たちの長年の成果なのだろうが、私のようにゴッホの作品目当てに行った人は少し肩透かしを食らった気がしたかも知れない。
知っている作品も多かったが、いくつか知らない作品もあり、特に静物や、これまであまり気にしたことがなかった木の幹や花の描き方(散らし方)が目に留まり、なかなか新鮮な発見が楽しめた。東京の会期は1月8日まで(その後、京都に巡回)。
(フィンセント・ファン・ゴッホ「夾竹桃と本のある静物」(1888年、メトロポリタン美術館蔵)
(フィンセント・ファン・ゴッホ「草むらの中の幹」(1890年、クレラー=ミュラー美術館蔵)
(フィンセント・ファン・ゴッホ「ポプラ林の中の二人」(1890年、シンシナティ美術館蔵)
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢
2017年10月24日~2018年1月8日
東京都美術館
<巡回>
2018年1月20日~3月4日
京都国立近代美術館
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます