青山の「伝統工芸青山スクエア」で開催されている「和くらし大好き 輝け若手女性職人展」(8月7日(水)までの開催)。
カミさんの学生時代の親友がこの展示の常連で、池袋から場所を移して3年ぶりの出展。
今回は特に「墨弾(はじ)き」という技法で作られた器が目を引く。何でも墨で描いた輪郭線が焼くと抜けて、色を塗った部分(濃(だ)み)だけが残るのだとか。
常設の大鉢もガラスのウィンドウのなかでひときわ輝く。
他には卵の殻ほどに薄いその名も「卵殻手(らんかくで)」の珈琲茶碗や、
いつもながらふくよかな唐子の数々。
因みにこの陶板は、我が家の玄関に飾ってある彼女の作品。
(おまけ)
館内を眺めているなかで一目見て気に入ったのがこの酒杯。
昭和初期の民芸運動によって見出された小鹿田焼と並び称される小石原焼。その飛び鉋(がんな)は大好きな文様のひとつ。今宵はキスを肴にこれで一献。
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