E. S. ガードナー(A. A. フェア)の Turn On the Heat 読了(邦題『ラム君、奮闘す』)。
「行方不明の妻を探してくれ」という依頼を受けたラム君。手掛かりを求めて動くところあまねくヤバイことにぶち当たる。
複雑に入り組んだプロットが次第に紐解かれるスピードに乗せられ、一方でペリー・メイスンものと共通の、人間に対する本質的な優しさにじんわり浸る。
途中で多少無理があっても、終わってみれば「やはりそうだったのね」という納得感。だから飽きないんだろうな、きっと。
A. A. Fair, a.k.a. E. S. Gardner,
Turn on the Heat
(Kindle)
ラムちゃんマイペースで強引な性格も
あるにも関わらず読み続けると
愉しくなりますヨネ
文泉
毎回かなり強引ですよね。
それが俺の流儀(原文では繰り返し"the game"
と言っています)だと言わんばかりに。
いま3冊目を読んでいますが、展開のペースに
だいぶ馴染んできた気がします