もう3年近く前になりますが、投げ竿を組んだことがあります。
初めての飾り巻きのパターンに挑戦し、しかも一度挫折してやり直したこともあって、とても思い入れのある竿なのですが、ただ1箇所だけ、竿尻(バットエンド)の握りの部分が中途半端になっているのがずっと気になっていました。
上の写真がそれですが、テニス用のグリップテープを巻いています。このアイデアはもともとカスタムギアの河合さんに教えて頂いたものですが、その段差の処理のところがどうしても自分のものにならず、本当にお恥ずかしいのですが、グリップテープに付いていたYONEXのシールを貼って誤魔化しています。
その後、和竿のことを少しかじった時に、新聞紙を切って巻くという方法があることを知り、いつかこのやり方でやり直したいと思っていました。今回はこの方法で再生してみますが、長くなりそうなので2回に分けてアップします。
まず用意するパーツですが、バットエンドは投げる際に握り込むように持ちますので、BRCがベストだと思っています。問題はBRCの口のところに繋がる段差の処理ですが、ブランクの径から徐々にテーパーを付けるところを新聞紙を巻いて仕上げようと思っています。そしてその上から最後に使うのがこれ。
熱で収縮するラバーグリップです。他に、BRCは再利用出来なさそうなので、新しいのをもう1個買ってくる予定です。
さて、まずは現状の握りを解体します。グリップテープは簡単に剥がせますので、続いてBRCを外します。ブランクに疵をつけないように注意しながら、カッターで切れ目を入れてからめくるように外します。
次に握りの本体、新聞紙の準備です。参考にしたのはこの本。
写真はへら竿の握りのような、真ん中が膨らんだ形の握りですが、私が目指すのはもっと単純に細いところから徐々に太くなる形。多分、新聞紙の巻き付け方次第で何とかなるでしょう。
まずは握りの幅を15cmとして、新聞紙を台形に切ります。とりあえず2枚用意しました。
これを少しズラして端を貼り付け、ブランクに巻いて行きます。
試しに巻いてみたところ、2枚では少し薄すぎたので、結局3枚にして巻きました。
巻き終わりを糊で留めて出来上がり。ゆるくテーパーが付いているのがお分かり頂けるでしょうか?
今日の作業はここまで。あとは今週どこかでBRC-19を買ってきて接着し、ラバーグリップを被せれば完成です。うまくいくと良いのですが・・・
グリップ気になりますネ。
迷ったあげくに、バトミントン用で、
魚花さんと同じメーカーの製品です。
葉書きと包帯を下巻きにしました。
葉書きは魚花さんの新聞紙の使用法と同様で、
1枚にして、厚みが必要な際には、包帯を巻き、
好みの太さに調整。
連休の予定はいまだ未定、天候次第で
山歩きだと思います。
文泉
新聞紙を巻くやり方は割と一般的なやり方のようですね。
今回の竿は、ブランクの太さから竿尻までなだらかに
テーパーにしたかっただけなので、それほど難しくありませんでした。
今晩これからラバーグリップを巻いてみようと思っています。
こちらの連休は、ずっとお天気は良さそうですが、問題は風です。
何とか1回、もしくは2回は釣りに出たいと思っています。
お天気がいいことを祈っています
私はこれに糸を巻いてウレタンで固めました。
私の場合は新聞紙を5枚くらい重ねて
もっとテーパーをきつくしました。
ハゼ用の短竿の手元にしたのですが、
手触りが良く、またコルクやEVAには
ないしっかりとした重たさも良かったです。
次はルアー竿でやってみようかと
思っていましたが、引っ越してウレタンを
使えなくなってしまったので難しいかもしれません。
Part.2も楽しみにしています(笑)
新聞紙を巻いた後に水糸か藤を巻いて、
最後に新うるしを塗って仕上げるとありました。
ウレタンというのもアイデアですね。
投げ竿の場合、ここは握った時に滑ることは避けたいので、
やはりゴム(ラバー)が一番いいのかなと思っていました。
ただ前作では、BRCに繋がる部分がどうしてもしっくり来なくて・・・
こんな些細なところですが、既製の概念にとらわれず、
日頃から頭を柔らかくしておかないとダメですね(笑)