知り合いから頂いた新築祝いのお返しに器を選んだのですが、その際ついでに、自分の家で使うようのロックグラスを買いました。
モノは長崎県佐世保市の三川内焼。元々は平戸藩の御用窯だったことから、別名を平戸焼とも言うようです。以前ご紹介した陶板と同じ窯元の作です。
私は信条として、人様に何か差し上げる際には自分でも欲しいもの、自分で持って嬉しいものを選ぶようにしています。これもまさにそれで、お返しに選んだ鉢と茶碗があまりにも良い出来だったので、自分用にも欲しくなってしまいました。
ご覧の通り、表面に結晶釉が浮いて、まるで螺鈿の花が咲いたようです。いわゆる窯変というもので、個体によって模様の出方は異なります。内側もこの通り。
注文する前にサンプルの写真が送られてきた際、一発でこの緑に惚れてしまったのですが、改めて実物を手にしてみると、その透明感と緑釉の景色の見事さに言葉もありません。
大きさ的には少し小ぶりのロックグラスですが、小鉢としても使えそうですし、茶碗蒸しを入れてもいいかも知れません。いずれにせよ、棚に飾るのではなく、普段使いの器として使い倒していきたいと思います。
(参考)五光窯
ロックグラスって言うぐらいですから、
これはガラス…なんですよね?
唯一無二ってステキ
2個セットで買ったのですが、景色が全く違います。
これはガラスではなく、磁器です。お茶碗やティーカップと同じですね。
この週末、これでウィスキーを飲もうと思っています。
専門的なことはよく分からないのですが、器自体は(透明のコップのような)
ガラス製ではなく、白地の、お茶碗のような磁器です。
結晶は恐らく、磁器の原料に含まれる石英等が変化したものだと思います。
今度ちゃんと調べておきます(汗)