クレイグ・ライスの The Wrong Murder(1940年)読了(邦題『大はずれ殺人事件』)。
クリスマス間近で賑やかなシカゴの夜、ジェイクとヘレンの結婚パーティが開かれていた。その席上でジェイクは、社交界の花形モーナと賭けをする。彼女が「絶対に捕まらない殺人をやってみせる」と宣言したからだが、やがて本当に殺人事件が発生する。場所は買い物客でごった返すシカゴの目抜き通り。そして同じ場所で第二の殺人が・・・
刑事弁護士 J・J・マローンが、相棒のジェイクとヘレンに振り回されながらも事件を解決するシリーズ。愛すべきキャラクター(ジェイクとヘレンはその筆頭)にユーモアたっぷりの会話は飽きずに読めて、これぞ page-turner という感じがする。クレイグ・ライス、少し続きます。
Craig Rice,
The Wrong Murder
(Kindle)
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