次はライトタックル用のロッドを組むと言いましたが、少し気になることがありました。
それはロッドの長さです。色々と調べてみると、ライトタックルでコマセビシを使う場合、ビシから下の仕掛けだけでも2~3mの長さがあるのですが、一方で今回使おうと思っているブランクは長さが5'6"。どう見積もっても、長い仕掛けの扱いが面倒な気がしてきました。
そこで、リールシートをフェルール脱着式のものにすることを思いつきました。これまでカタログに載っているのを見るだけで実際に手に取ったことはないのですが、これだとリアグリップの長さ分、リーチが稼げそうです。ちょうどこの時期、毎年サバロでFujiのカタログを頂いているので、そのついでに実物を見せて貰うことにしました。
カタログを見ると、フェルール付きのリールシートは、トリガータイプだとPSSとTCSがあるので、この2種類を比べてみました。結論から言えば、TCSの方を買ったのですが、家に帰って手元にあったPSSと並べてみたのが上の写真です。
番手が違うので当たり前ですが、TCSは#18がベースなので、長さも短いし、径も細くなっています。実はPSSは私の手には少し大きいかなと思っていたので、握った感じでTCSにほぼ即決でした。
(左がPSS、右がTCSです。)
心配だったのは使うリール(Avet SX)のリールフットの幅が太いことですが、現物を見比べると、リールフットが収まる部分の幅はほぼ同じでしたし、実際にリールを装着してみても、がっちりホールド出来ています。
初めて手にするフェルールの部分ですが、カタログに書いてある通り、接着剤の逃げ場も作ってあって工作しやすいように出来てますし、センターを合わせる工夫(メス部分の中にピンが仕込まれている)もされています。
1点気に入らないのは、リールフードのクロームメッキが安っぽいことですが、ここはガイドのチタンカラーに合わせて取り替えようと思っています。
リールシートから下の部分はマタギのカーボンパイプを使うつもりですが、取り回しに大きく影響するリアグリップの長さについてはまだ考えが固まらず、もう少し時間を置こうと思っています。ブランクの特性が合う範囲で、なるべく色々な釣りに使えるようにしたいと思っているので、色々なハンドリングを想定して決めたいと思っています。
こうして構想(=妄想?)は今日も続くのでありました
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