Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

京都逍遥 (その1)

2018年05月28日 | 

先週一週間、京都に行ってきた。

いわゆるリフレッシュ休暇というやつで、先輩や同期を見ていると飛行機で高飛びというパターンが多いのだが、私たちはその時が来たら京都と、以前から決めていた。

                    

先週の日曜日。

京都には午後まだ早い時間に着いたので、そのまま近場をぶらぶらし、寺町二条「一保堂」の喫茶室「嘉木」で一服。

抹茶や煎茶、番茶から選べるお茶は、全て自分で淹れるスタイル(勿論店員さんが丁寧に教えてくれる)。カミさんは新茶。



私のは喫茶室の名前にもなっている「嘉木(かぼく)」。氷でよく冷やしたお水を入れて、一煎目は5分待つ。香りと甘みにびっくり。



夜はこれまた近場のイタリアン「Orto」へ。

「立夏」と題されたメニューには「穴子」「トマト」「稚鮎」「菜園」・・・と単語だけが並ぶ。ジャンルにとらわれない料理、と言うと、ともすればアイデア先行で散漫になりがちだが、ここの料理はどれもブレなく、けれど保守的にもなりすぎず、面白い。

一品目は「穴子」。まるで洋風の白焼き。



パンに練り込んであるのはアオサ海苔。



「トマト」、だけではなく苺も入る。



「稚鮎」はヤングコーンの中に眠る。先っぽが少し乱れているのは、稚鮎の頭が見えるように私が少しだけフォークでどかせたため。



一体何種類入っているのだろう「菜園」。ソースと一緒にグリグリ混ぜていただく。



皮目カリっと「真鯛」。かいわれとアスパラソバージュが脇をかためる。



「桜海老」はレモン風味のリゾットの上に。



「仔羊」、脂がとろける。



真鯛のアラで出汁を取り、フォー仕立て。お腹が温まる。



ピントが甘くて申し訳ないが「枇杷」。上には日本酒で作ったジェラート。



蓋つきのお皿で登場した「薔薇」。蓋を開けると薔薇の香りが立ちのぼる。赤いのはフランボワーズ。





こんな感じで歩いて食べて、食べて歩いての6日間。その2へ続く。

一保堂 京都本店
京都市中京区寺町通二条上ル

Orto
京都市中京区衣棚通三条下ル
三条町337-2

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2 コメント

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初日から (かっしー)
2018-05-29 23:39:36
飛ばすなぁ、、、オイ

続編を楽しみにしているよ

それにしても「上る」とか「下る」とか、京都の住所って何とも趣があるね。
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かっしーさん (魚花)
2018-05-29 23:50:10
元気なうちに飛ばさないと!

・・・と意気込んで学生の時と同じ感覚で歩いてたら、一気に足に来てね
2日目の後半からはうまくバスや地下鉄を使うようにしたよ。

でも自重したのは歩くのだけで、食べるのは全く自重せず・・・
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