結論:世の中には自分の知らない美味しいものがたくさんあるのですね・・・。
今日は午後から社外で打ち合わせがあったのですが、ちょうど移動が昼休みだったので早めに行って隅田川の川べりで「うさぎや」のどら焼きを食べていました。(好きだねぇ、俺も)
ちょうどそこでその会社の友人にばったり出会い、たまたま彼も甘いもの好きだったので、この辺で何か美味しいものを知らないか訊ねたところ、近くにとびきり美味い苺大福の店があるとか。会議が終わって帰りに早速寄ってみました。
夕方遅かったので残っているか心配していたのですが、幸いまだ何個か売れ残っています。他にも色とりどりの和菓子が並んでいましたが、今日はとりあえず苺大福を何個か買って、家路を急ぎます。
家に帰って早速封を開け、お皿に乗せようと手に取った瞬間、これまで味わったことのない柔らかさ。出来たて、作りたての証拠です。実は私、苺大福なるものを食べるのは初めてなので、まずはどんな構造になっているのか確かめるべく、ナイフを入れます。
初め少し水気が出ましたが、これは生の苺を使っているから当然のこと。餡はこし餡で、苺の周りを薄く包んでいます。写真を撮って、いざ口に入れてみると・・・
苺です。まさにイチゴ。
いや、しかし餡子の味もします。
一番外側を包んでいる、お餅の味もします。
絶妙なバランス。
こんな美味しいものがあったなんて・・・
一体何を食べているのか分からないくらい、その3つが見事にバランスしています。後口は苺でもあり餡でもあり、消えてなくなるのが惜しいくらいの風味です。美味しいものを食べると無性に嬉しくなるのはお行儀の悪い私の悪い癖ですが、今日は久々に嬉しくてたまりません。もっと早くに知っていればと後悔しました。
但しこのお店、私の会社からは歩いて20分以上掛かるので、途中でメシを食うことを考えると、昼休みの散歩コースとしてはちょっと厳しいものがあります。さりとて、諦めてしまうにはあまりに惜しいその美味さ・・・
当分葛藤が続きそうです。
翠江堂
中央区新川2-17-13
(03)3551-5728
徒歩往復が厳しい距離なら、片道だけでも公共交通機関を利用しては
地下鉄に乗る手もあるんですが、駅から少し離れていて
ちょっと中途半端なんですよね。
でも多分、歩いて買いにいきます、きっと