ブランクの塗装が終わったので、次にグリップ部分の接着。
その前に、グリップで隠れてしまう部分を使って、スレッドの確認。
今回は、先にグリップ部分だけを換装したロッドがあるので、そのガイドラップを参考にする。見たところナイロンスレッドにカラープリザーバーなので、いくつか候補を選んでみたのだが、
実際に巻いてカラープリザーバーをかけて見ると、当然のことながらオリジナル通りの色味は出ない。(左の写真で上に重ねて置いているのは、バラしたガイドラップのスレッド。)
だが、現状ではこれがベストな組み合わせだと思うので、一番左の G-290(Tan)と右から二番目の P-337(Cranberry)を使うことにする。
さてグリップ。
コルクだけでは何となくシンプルすぎるので、オリジナルで付いていたリールシートリングを間に挟んでみた。(写真は内径を合わせるのにコルクとコアテープでかさ上げしているところ。)
因みに接着するパーツは全部で計9個あるのだが、焦らず1個ずつ接着する。
それぞれ5分か10分の作業だが、平日の夜にひとつひとつ接着して、次の週末に揃うというのは、なかなか楽しいもの。
このように設計しながら組み立てていくところを
拝見するとワクワクします。コアテープの下に
白いパーツのようなものが見えるのですが、土台?
でしょうか。
スレッドのカラーはなんらか劣化していると
同じ雰囲気にならないかもしれませんが、味があるので
難しいところですね。。
白いのはマスキングテープで、コルクアーバーの内径と合わせるために巻きました。
ブランク→マスキングテープ→コルクアーバー→コアテープの順です。
スレッドはおっしゃる通りで、経年変化までは表現できませんしね。
ただオリジナルに敬意というか、できれば雰囲気は残したいとは思っています。
どんな仕上がりになるかは試してみないとわかりませんが、
一旦これで進めてみます。
スーパーパルサーのスレッドはグデブロッド206(ガーネット)を、カラープリザーバーなしで仕上げたものだと思います。
スーパーパルサー同様のカーボンカラーのブランクに206でガイドを巻いたことがあります。所有しているスーパーパルサーと比べても同じものに見えます。
ご参考になれば幸いです。
なるほど、ガーネットでしたか!
実は何年か前にスーパーパルサーを巻き直した時は
NCPのガーネットを使ったのですが、ナイロンの
ガーネットは手持ちがなく、全くノーチェックでした。
https://blog.goo.ne.jp/fish2flower/e/b7a09fa0ff16d5dca764133d148eb9d1
早速調達してきます。
貴重な情報、ありがとうございました