クレイグ・ライスの Home Sweet Homicide(1944年)読了(邦題『スイート・ホーム殺人事件』)。
カーステアズ家の3人の子供たち。ママは作家で、今日も2階ではタイプライターの音が続いている。とその時、隣の家から銃声が聞こえた。ついで急発進する車の音。とっさに覗きに行くと、隣の奥さんが銃で撃たれて死んでいた。
この事件をママが解決してくれたらさらに売れること間違いなし!と思ったが、ママは全く関心がない。そして始まるチビッ子たちの大捜索・・・
まるでアメリカのホームドラマを見ているようなほのぼのとした作品。けれどプロットはよく出来ていて、あちこち張られた伏線が徐々に収斂し、見事に着地する。加えて、子供たちの目を通して語られる大人の姿はどこまでもピュアで微笑ましい。勿論、悪い人は悪い人なんだけど。
これは(色々な意味で)ケチをつける人はいないんじゃないかなぁ・・・と、惜しみながら読み終えた。クレイグ・ライス、気が済んだので、また他の人行きます。
Craig Rice,
Home Sweet Homicide
(Kindle)
カーステアズ家の3人の子供たち。ママは作家で、今日も2階ではタイプライターの音が続いている。とその時、隣の家から銃声が聞こえた。ついで急発進する車の音。とっさに覗きに行くと、隣の奥さんが銃で撃たれて死んでいた。
この事件をママが解決してくれたらさらに売れること間違いなし!と思ったが、ママは全く関心がない。そして始まるチビッ子たちの大捜索・・・
まるでアメリカのホームドラマを見ているようなほのぼのとした作品。けれどプロットはよく出来ていて、あちこち張られた伏線が徐々に収斂し、見事に着地する。加えて、子供たちの目を通して語られる大人の姿はどこまでもピュアで微笑ましい。勿論、悪い人は悪い人なんだけど。
これは(色々な意味で)ケチをつける人はいないんじゃないかなぁ・・・と、惜しみながら読み終えた。クレイグ・ライス、気が済んだので、また他の人行きます。
Craig Rice,
Home Sweet Homicide
(Kindle)
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