![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/76/3a5522040d6b1650993269617ded4796.jpg)
今回の竹竿で、絶対に使いたいパーツがありました。
それは、以前どこかで買った黒檀の竿尻です。木目がとても鮮やかで、机の隅に転がしたまま、時々触って楽しんでいたのですが、今回はこれを使うことにしました。
ですがこの竿尻、バットエンドに挿入する部分の外径が19mmもあり、実は前回の竹竿でもこの部分がネックになって使うのを断念したのですが、今回はちょうどお誂えむきの切り出しがあることから、これを使って削ってみることにしました。
パーツが小さいので持ち手に少し工夫が要りましたが、小一時間の作業で何とか形になりました。これで外径14mmまで削っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/81/27b6e2b9923717f9c4040d701154e07a.jpg)
何度も言って恐縮ですが、この切り出し、とても良いです。削りたい厚みを一定の厚さで剝くことが出来ます。しかも、使っているうちにだんだんと慣れてきて、力の入れ具合と削る厚さとの関係がしっくりと手に馴染んできました。これは長く使えそうです。
さて、この竿尻ですが、竹竿の手元部分に繋いでみるとこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/27/e8a95bc8ff2098286957f8542c85256d.jpg)
まだ竹自体に塗装もしますし、この最後の節の間は糸を巻く予定ですので、出来上がりの雰囲気はまた少し違って見えると思うのですが、何はともあれ、うまく納まってほっとしました。
この週末は色々と雑用があって、竹竿の作業は進まないまま。また来週からの作業になりそうです。
竹と黒檀は合いますよね!
ヘラの道具は竿掛けが竹で万力が黒檀を使っています。
以前から使ってみたかったパーツが使えそうで、ほっとしています