「こんなブランクを使ってみたい」と妄想するのはロッドビルドの楽しみの一つですが、初めて写真を見たときからずっと心に掛かっている竿があります。
竿というよりその調子、ベンディングカーブなのですが、写真は嵐山光三郎著『カワハギ万歳』の中で紹介されている手バネのカワハギ竿です。その本に書かれてある以上のことは知らないのですが、穂先も鯨の髭ではなく、丸節竹の一本物だそうです。
どこかどう良いと思うのかと問われれば答えが難しいのですが、その曲がりの自然さと美しさ、とでも言いましょうか。当たり前ですが、穂先にグラスを継いだ竿とは全く違います。竿の調子というのは穂先から順々に曲がりこんで行く、その曲がりの伝わり方の違いだと思うのですが、ともかくこれまでグラスやグラファイトのブランクで、こんな曲がり方をしているものを見たことがありません。
ブランクを手にとって曲げてみると、必ず「ここが曲がります」というポイントがあるものですが、どうもこの竿は様子が異なります。それがグラスなのかグラファイトなのか、それともやはり竹なのかは分りませんが、いずれはこんな調子のブランクを手にすることが出来れば最高だなぁと思います。
さて、何だか梅雨に入りそうな雰囲気ですね。
ロッドビルドはちょっと小休止です。
竿というよりその調子、ベンディングカーブなのですが、写真は嵐山光三郎著『カワハギ万歳』の中で紹介されている手バネのカワハギ竿です。その本に書かれてある以上のことは知らないのですが、穂先も鯨の髭ではなく、丸節竹の一本物だそうです。
どこかどう良いと思うのかと問われれば答えが難しいのですが、その曲がりの自然さと美しさ、とでも言いましょうか。当たり前ですが、穂先にグラスを継いだ竿とは全く違います。竿の調子というのは穂先から順々に曲がりこんで行く、その曲がりの伝わり方の違いだと思うのですが、ともかくこれまでグラスやグラファイトのブランクで、こんな曲がり方をしているものを見たことがありません。
ブランクを手にとって曲げてみると、必ず「ここが曲がります」というポイントがあるものですが、どうもこの竿は様子が異なります。それがグラスなのかグラファイトなのか、それともやはり竹なのかは分りませんが、いずれはこんな調子のブランクを手にすることが出来れば最高だなぁと思います。
さて、何だか梅雨に入りそうな雰囲気ですね。
ロッドビルドはちょっと小休止です。
この曲がり方は・・・
カーブの頂点が無いって表現すればいいのかな?・・・
面白そうな竿だなぁ・・・
普段よく見るグラファイトのブランクとは全然違う気がします。
いつかこんなブランクに出会えるといいな、と。