E. S. ガードナー(A. A. フェア)の Double or Quits(1941年)読了(邦題『倍額保険』)。
Cool & Lam シリーズ、第5作はクール女史とラム君が港で釣りをしている場面から始まる。
近くで釣りをしていた男は医者で、二人に頼みたいことがあると言う。自宅に招かれたラム君が部屋で待っている間、往診に出かけた医者がなかなか戻らないので不審に思っていると、やがてその医者がガレージのなかで遺体で見つかる。
今回もタイトルの "Double or Quits" には色々な意味が掛け合わされていて、例えば1作ごとに実績を積み上げてきたラム君がクール女史に「雇われではなく partner にしてくれ。さもなくば 辞める ("quit")」と迫ってめでたく共同経営者になるとか、死んだ医者に掛けられていた生命保険が、ある条件を満たせば倍額で支払われるとか。
もうすっかり安心して身を委ねられるこのシリーズ。行くところまで行くしかないなぁ・・・
A. A. Fair, a.k.a. E. S. Gardner,
Double or Quits
(Kindle)
本日もヤンバル地鶏と戯れていました。
軽井沢は素通りで小諸周辺を回遊したことが
ありました。
ラムちゃんシリーズ大いに楽しんで下さい。
ウール女子を完全に無視して動き廻り、
事件の解決を目指すー
文泉拝
文泉拝
私はクルマさえ運転できればどこでもよいですし、
カミさんは距離感が全くないので、まぁうまく
バランスしているのだと思います。
ラム君は一作ごとに貫禄を増して、もう自由自在
という感じですね。当面大いに楽しめそうです。