Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

A. A. フェア/Double or Quits

2017年06月21日 | 

E. S. ガードナー(A. A. フェア)の Double or Quits(1941年)読了(邦題『倍額保険』)。

Cool & Lam シリーズ、第5作はクール女史とラム君が港で釣りをしている場面から始まる。

近くで釣りをしていた男は医者で、二人に頼みたいことがあると言う。自宅に招かれたラム君が部屋で待っている間、往診に出かけた医者がなかなか戻らないので不審に思っていると、やがてその医者がガレージのなかで遺体で見つかる。

今回もタイトルの "Double or Quits" には色々な意味が掛け合わされていて、例えば1作ごとに実績を積み上げてきたラム君がクール女史に「雇われではなく partner にしてくれ。さもなくば 辞める ("quit")」と迫ってめでたく共同経営者になるとか、死んだ医者に掛けられていた生命保険が、ある条件を満たせば倍額で支払われるとか。

もうすっかり安心して身を委ねられるこのシリーズ。行くところまで行くしかないなぁ・・・

A. A. Fair, a.k.a. E. S. Gardner,
Double or Quits
(Kindle)

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2 コメント

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継続 (文泉)
2017-06-22 21:34:49
魚花師匠

本日もヤンバル地鶏と戯れていました。

軽井沢は素通りで小諸周辺を回遊したことが
ありました。

ラムちゃんシリーズ大いに楽しんで下さい。
ウール女子を完全に無視して動き廻り、
事件の解決を目指すー

文泉拝









文泉拝
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文泉堂師匠 (魚花)
2017-06-23 00:43:47
今週末もまた長野に行く予定なのですが、
私はクルマさえ運転できればどこでもよいですし、
カミさんは距離感が全くないので、まぁうまく
バランスしているのだと思います。

ラム君は一作ごとに貫禄を増して、もう自由自在
という感じですね。当面大いに楽しめそうです。
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