ブリヂストン美術館の常設展に入れ替えがありました。
正確に言うと「名画と出会う」と銘打って、コレクションの中から選ばれた作品が展示されています。ほとんどがいつも見慣れた作品ですが、入れ替わった何点かが特に面白かったです。
まず、こちら。
(モディリアーニ「若い農夫」1918年頃)
均整のとれた曲線美。無表情ななかに潜む深い心理描写。絵の前で想像力が、頭がフル回転し、久々に時間を忘れました。
もうひとつ。
(デュフィ「ポワレの服を着たモデルたち、1923年の競馬場」1943年)
このグリーンの輝くような透明感は、写真では決して再現出来ないですね。たとえが変ですが、リズミカルな音楽を聴いているような感じです。
これでまた、昼休みや会社帰りにブリヂストン美術館を覗くのが楽しみになりました。
名画と出会う 印象派から抽象絵画まで
ブリヂストン美術館
2009年1月24日~4月12日
原画のパワーに圧倒され感動したのを今でも鮮明に思いだします
モネの睡蓮の絵を部屋を出るときもう一度振り返って観た時いきなり明るさがまし、空が広がりました
水面に映った空でしたが、その時の感動が絵を好きになったきっかけかもしれません
それとも初デートだったからかな(笑)
私は初めて美術館デートをした時、寝坊して待ち合わせの時間に落ち合えず、(当時は携帯電話などありませんでしたし)美術館まで行って展示会場のなかで彼女を探し回った苦い思い出があります