ベイトロッドが完成しました。
今回は珍しくガイドラップに手間取りましたが、迷って悩んだ分、結果的には納得のいくセッティングが出せました。スレッドのパターンも、以前から試したかった赤・黒・金の組み合わせが、思った通りに決まった感じです。
グリップは、ドン・ホセ君希望のショートグリップ。ブランクがグラスで比較的重さがあることと、重心が後ろに来ることをカバーするため、バットエンドにはバランサー(マタギの厚い方)を2枚仕込みました。ここも、狙った通りにバランスが取れています。
飾り巻きも、これまたいつものワンパターン。8軸シェブロンのウロコ模様です。ガイドラップに使った色の組み合わせでリズムを出しました。それにしても、いい加減にこのワンパターンから脱却しないといけないですねぇ・・・
という訳で、あとは梱包してメキシコに発送するだけです。昨日のうちに塩ビ管の片方の端にはエポキシで蓋を接着していますので、あとはエアクッションと新聞紙を使ってきっちり隙間を詰めながら梱包するだけです。
遅くとも日曜日には発送します。早ければ5日で届くはずです。
気に入って貰えるとよいのですが・・・
魚花さんといえば8軸シェブロンだという感じで(笑)
プロの作家さんの場合は、それは問題になることなのかもしれませんが、我々のようなアマチュアビルダーの場合は、たくさん作るわけではないので、一番気に入った模様になってしまうのは仕方のないこと、・・・というよりも当たり前のことなのかもしれませんね(笑)
返ってイヤミな物になっちゃいますよ
一目見て
「あ、魚花さん(の作品)だ」
って思える作品の方が個性が光ると思います
特にこの8軸シェブロンは、釣具屋においてあるFishermanのロッドを、店に何度も通って眺め続けて巻き方を研究したので、特に思い入れが深いです。
watariさんのダイヤモンドラップもそうだと思いますが、スレッドの色や本数で模様は無限に変えられますし、飽きるまでは当分このパターンで行くのでしょうね(笑)
と言っても、スレッドに隙間は出来るし、巻き目はところどころ揃わないしで、まだまだ精進の余地ありです。
これからも8軸シェブロンを「究める」ように頑張りたいと思います。