Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

インロー継ぎ目

2006年06月11日 | ロッドビルド
前から気になっていたインローの継ぎ目を手直ししました。

投げ竿用のこのブランク、どうやら買った時から少し継ぎ目がきつく、ジョイント部分の半分くらいしか入りませんでした。使っているうちに少しずつ奥まで入るようになるのは分かっているのですが、それにしてもあまりにきついので、写真のオス部分に少しペーパーを掛けました。

少しずつペーパーを掛けながら継いでみることを繰り返し、ようやく抜き差しがやりやすくなりました。ジョイント部分がだいたい2/3辺りまで入るように調整したところです。

もう1箇所、トップ側のジョイントは最初からちょうど良い具合でしたので、これで晴れてガイドの仮組みに取り掛かりたいと思います。

ベースは富士のカタログにある投げ竿用のセッティングを基準にしようと思います。リールシートの位置は腕の長さに合わせましたし、リールシートからバットガイドまでは120cm固定とのことですから、あとはバットガイドから前のガイドの配置を比例計算で出せば終わりです。

今回は残念ながらキャストのテストに行けそうにないので、せいぜい錘をぶら下げて全体の曲がり具合を見るくらいしか出来そうにありません。このブランク、もともとルアー用なので若干ファースト気味なのが気になりますが、もしベンドの具合がいびつな時は、少しガイドをティップ側に寄せる必要があるかも知れません。

いよいよ梅雨に入ってしまい、コーティングしずらい季節になってしまったので、慌ててガイドを巻く必要もありません。どうせ実釣に出れるのも梅雨明けですから、少しゆっくりしようと思っています。・・・なんて言っているうちに、キスのシーズンが終わってしまうのではないかと心配していますが・・・

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