ブラッドベリの The Illustrated Man (邦題 『刺青の男』)読了。
1951年に出版されたSF小説だが、60年以上も前に書かれたとは思えぬほど新鮮。
読み始めてすぐに星新一のショートショートを思い出したが、実はブラッドベリこそ本家と後で知る。
因みにこのペーパーバック、表表紙から裏表紙を繋ぐとこうなる。
(クリックで拡大)
本編の18作すべてが描かれている訳ではないが、絵を見るとどの話を指しているのかすぐに分かる。
Ray Bradbury,
The Illustrated Man
(Bantam Books)
著者名に驚愕はオーバーですが、
懐かしく思いました。
確か学部時代に目を通し
その後、知り合いとなったSF評論家から
何冊か借りて楽しく読ませてもらいました。
現代も書籍の交換を続けています。
文泉
何年も放置したままだったのですが、とても面白かったです。
面白いというよりはむしろ恐ろしいと言った方が良いかも知れません。
ブラックというか、シュールな結末が多いので、
朝の通勤電車で読む物ではないことは確かです