ちょうど1年くらい前に浅草のこちらの店で買った端切れを使いながら色々と試して(というかほとんどが練習台になって )きましたが、そろそろ手持ちが少なくなってきたので買い出しに行ってきました。
私が伺った時はちょうど先客がお二人いらしたので、待たせて頂いている間に改めて棚から棚へ、上から下まで並ぶ革の数々をずっと見させて頂きました。
前回に比べると落ち着いて色々と見たり触ったり出来ましたが、それでも不思議なことに自分の好みにピンと来るのは案外少ないですね。最終的に買ってきたのは上の写真の2枚。
まず色の濃い方ですが、写真ではちょっと分かりにくいかも知れませんが、色は濃いグリーンです。
ざっくり70センチ四方くらいの大きさです。これは前回と同様、お店の入口近くにある端切れコーナーで見つけたのですが、ご覧の通り形も整っていますし、何よりもこのお値段。
(値段の書いてある方が革の裏側。)
お店の方に伺うとこれは豚革だそうで、結構な厚みがあります。
表面は少し毛羽立たせてあって、ビロードのような光沢があります。
そして、もう一枚は明るい茶色。
これは端切れコーナーではなく、棚の中から出して頂いたもの。数字で「90」と書いてありますが、これは革の大きさを計る「デシ」(10センチ四方)という単位で、つまり大きさが90デシあるということ。
広げてみると、大きさは1枚目の緑色の豚革の2倍弱くらいでしょうか。
(革の上に置いてあるのは30センチ定規。)
こちらは仔牛の革だそうで、同じく(こういうのをスエードと言うのかヌバックと言うのか全く知りませんが)表面に細かい毛羽立ちがあって、とても滑らかな手触りです。
実はこちらの革はどうしても気になったので棚から出して頂いたものの、値段のレベルが全く分からないので、もし想定外に高かったら諦めようと思っていました。ところが、広げて見させて頂くとその色つや、手触り、質感、全て好みにドンピシャだったので恐る恐る値段を伺うと、意外にもそれほど高くはありません。
喜んで頂いて帰ったのですが、結局この2枚あわせて2千円でお釣りが来ました。
ついつい嬉しくてそのままカフェ・バッハまで歩き、美味しい珈琲を楽しんだ後、南千住駅経由で帰ってきました。(そう言えばブログには書いていませんでしたが、カフェ・バッハは実はこの時の後、改めてストレートの珈琲を飲んで、自分の早合点を大いに反省しました。これについてはまた改めて書きます。)
これでまた当分楽しめそうです。さてさて、何から作りますかね?
豚革って、毛穴みたいなプツプツがあるんじゃなかったっけ?
私の手袋、確か豚革だった気がするな。
ずいぶん使ってるけど、しなやかの割りに丈夫で、
破けるどころが擦り減りもせず、
買い換える理由が見当たらなくて困りものです(笑)。
モノには順序っちゅうもんがあるでしょ、てば。
この緑の豚革は、多分表面を摺ってるんだろうね、
毛穴っぽいのは見当たらないです。
手袋は、確か俺の使ってるのも豚革だった気がする。
確かに擦り減ったりもせず、丈夫だよね