Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

バッハのヴァイオリン・ソナタ

2009年11月30日 | 音楽

楽しみにしていた楽譜が届きました。

バッハのヴァイオリン・ソナタ(全6曲)は私の大好きな曲の一つですが、以前テレビでツィンマーマンの弾く演奏を録画したのがきっかけで、改めてこの曲の良さを再認識したことは以前書きました。

この曲集は、文字通りヴァイオリンが独奏を、ピアノが伴奏をしているのですが、面白いことにこの第6番(BWV1019)の第3楽章はヴァイオリンがお休みで、ピアノのソロになっています。これがまたとてもカッコイイ曲でして、何とかして自分でも弾いてみたいと思うようになりました。

今はたいていの楽譜はネットから無料でダウンロード出来るようになっていますが、どうしたことかこの曲の楽譜がなかなか見当たらず、結局、正規のルートで楽譜を買うことにしました。しかしそれからが大変で、店頭にあっても何故だかやたらと値段が高く、尻込みすること数回。

これはペーパーバックを買う時にもいつも思うことですが、原典版の楽譜って何であんなに高いんですかね。高校生の頃、ストラヴィンスキーの「春の祭典」のスコアがどうしても欲しくて、お年玉を握りしめて買いに行った記憶がありますが、あの時も確か4千円くらいしたはず(もう20年以上も前ですが)。

それはさておき、それでも家で演奏を聴くたびに楽譜への思いは強くなる一方で、結局どうしても諦めきれず、かねてから見当をつけていたネット通販でポチッと注文。数種類あった版(出版社)の中から「円建てで一番安いやつ!」と指定し、見事ゲットした次第。お値段3千円也。



楽譜だけをみるとそれほど難しいようには見えないのですが、そこは下手の横好き、よちよち歩きの子供同然の腕前ですから、マスターするには随分と時間が掛かることは間違いないでしょう。しかし、そこは趣味の世界、はるか遠くであっても目標を持って臨むことが、心に潤いを与えてくれるというものです。

こうしてまた休日の楽しみがひとつ増えました

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