タイトルとは違うが、先に別件。
ティップが折れてグラファイト・ソリッドを継いだキス竿が無事完成。
前回はティップ部分は手抜きして白のスレッド一色だったのだが、ブルー+マットシルバーで統一。
グラファイトのソリッドを継いだ部分は、見てくれがいささかやぼったいが、端面をきっちり塗りたかったのでこんな具合。
さて、今日の本題。
今は亡き UFMウエダのスーパーパルサー。一昨年の12月に中古品を手に入れ、リビルドしようとパーツだけは揃えていたのだが、ようやく重い腰をあげる。
長さは6フィート。ルアー負荷は5~15グラムとあるが、ブランク自体にハリと粘りがあり、少し大きめのプラグやミノーもかっ飛びそう。
まずは完全にバラす。年代物のYSGを外し、スレッド跡もアクリル定規を使って綺麗にする。
コルクグリップはプライヤーでリング単位にちぎっておく。
さて、ここからが仕上げ。
アンサンドのブランクは「質実剛健」という感じがして個人的には大好きなのだが、今回のロッドはいかんせん中古品。どこにどんな疵が隠れているか分からないので、ガイドを巻いていたスレッドを外した跡を綺麗にするついでに、全体にゆっくりペーパーがけをする。
幸いエポキシ表面上のクラックや疵以外、ブランクには全くダメージは見当たらず、ひと安心。
因みにこの状態で重さは31グラム。
使うパーツは既に調達済。写真左側がもともと付いていたパーツ、そして右側が新しいパーツ。
リールシートはREC、ガイドは SiC の KL ガイド。グリップは勿論コルク。
できれば元のスーパーパルサーの雰囲気を残したままリビルドして仕上げたいのだが、ブランクの色、スレッドの色、それぞれに悩ましいところ・・・。
もう少し(楽しみながら)悩みます
眺めているだけでわくわくしますね。
> もう少し(楽しみながら)悩みます
非常にうらやましい感じです(笑)
パーツの取り付け方やガイドの巻き方など、参考になってとても面白いです。
なるべく元の雰囲気を(残すことはできないので)再現したいと思っているのですが、
スレッドのカラーも特注なのでしょう、全く同じ色は無理としても、どうなりますことやら・・・