Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

ダイワ/ライトアジX170

2024年08月31日 | ロッドビルド
東京湾のライトアジ(ライトタックルでのアジ)というと、キス釣りと並んで、初めて船釣りをやる人には持ってこい。

個人的には、アジよりもキスの方が仕掛けも短いし、扱い(さばき)やすいと思うのだが、いずれにせよライトアジの船に乗ると、初めて来ましたとか、船長に教わった通りにやったら釣れましたとニコニコの人も多く、傍で見ていて和むもの。

ただ(船宿の貸竿を除き)私のような太い竿(これこれ)でやっている人はあまりおらず、よくその細さで40号のビシを振れるなぁと思うような細い竿ばかり。ちょっくら触らせて、と言いたいところだが、人の道具に手を出すのはご法度だし(折れたら最悪)、でもそれで釣る人は釣っているので、機会があれば一度触ってみたいと思っていた。

それでまたぞろ中古で入手したのがこのライトアジX170。ダイワのサイトを見ると今は「ライトアジX170R」となっているので、私のところに来たのは恐らく一世代前のもの。



仕舞寸法90センチの2本継(並み継ぎ)。穂先はグラスのソリッドで、ティップからソリッドの継ぎ目部分まではシングルフット、以降はダブルフットのガイドが付いている。(下の写真は少しずらして並べたもの。手前がバット側、奥がベリー部分。因みにガイドのサイズについてはこちらのパーツリストが参考になる。)



恐る恐る40号のビシを下げてみたのだが、予想通りティップ側はほぼ真下を向くものの、バットでしっかり持ちこたえて、ビシは振れそうな感じはする。



魚が掛かった時にやや(それ以上の曲がり代が少ないので)非力な気がしないでもないが、何よりも自重97グラムとは件の太い竿の半分以下。カワハギやマルイカと違って必ずしも軽さが正義とは思わないが、この細さと軽さで同じ釣りができるのか試してみたいところ。これからバラします。

因みに、上記のダイワのサイトに「ライトビシを使ったアジ釣り」というコラムというか解説があるが、釣り方や仕掛けのさばき方も含め、非常によく書けている。これだけ読んでも釣りに行けそうなくらい

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