エラリー・クイーンの The Dutch Shoe Mystery(1931年)読了(邦題『オランダ靴の謎』)。
オランダ記念病院の手術室。今まさに手術が始まろうとしたその時、患者は既に死んでいた。
首には絞められた痕。真っ先に疑われたのは担当医のジャニーで、それは彼がその前後に不可解な動きをしているのを目撃されたからだが、後にそれは何者かのなりすましだったことが判明する。
解けぬ謎。それに追い打ちをかけるように第二の殺人が起こる・・・
ニューヨーク市警のクイーン警視とその息子エラリーが挑むシリーズの第3作。全ての手掛かりを全て読者に提示し、フェアプレイの精神で「読者への挑戦状」(つまり真犯人が誰だか当てろと)が付されるのだが、早々に降参。エラリー自身の口から語られる謎解きに乗るのが何とも心地よい。
Ellery Queen,
The Dutch Shoe Mystery
(Kindle)
バレル・コレクションというのは全くの初耳で、
例によって何も事前準備もせずに行ったのですが、
バルビゾン派から印象派、オランダのハーグ派の
作品が多く、しかもどれも見応え十分でした。
ラトゥールも静物画だけで3点。贅沢な展示です。
バレル・コレクション登場
ラトゥールの「春の花」は面白いです。
千代川に岩魚の顔を観に行く予定です。
文泉拝