ジョエル・タウンズリー・ロジャーズの The Red Right Hand(1945年)読了(邦題『赤い右手』)。
これから結婚式を挙げに行く若いカップルがドライブの途中で拾ったのは、見るからに怪しげな男。やがて新郎が殺されたことを皮切りに、一人また一人と被害者が・・・
たまたま通りかかった医師である「私」が語る文体。それが何とも重苦しく、時系列も行ったり来たり。最後は一応着地するのだが、途中にネタというかフェイクも仕込まれていて、辻褄が合っているのかどうか考える気も失せるくらい読みづらい。
でもこれも経験。次はもう少しスイスイ読めるのがいいなぁ。
Joel Townsley Rogers,
The Red Right Hand
(Kindle)
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