塗装

節磨きが終わって、塗装をしています。写真は２回塗った直後のものです。

今回はちょっと試したかったので、１回塗って２時間ほどしたところで、足付けをせずにそのまま２回目を塗ってみました。（１回目を塗る前には、竹の地肌に軽くペーパーを掛けて足付けをしています。）

晴れてよく乾燥した日でしたが、２時間という時間は乾燥には少し短かったようで、手で触れて少しねちゃつく程度。しかし２回目の塗料を塗ると、拭き塗りをする手に一気に抵抗が掛かります。

それだけ１回目の塗膜と密着しているということだと思いますが、しかし作業性という意味では、下の塗膜が完全に乾いてから２回目を塗る方が良かったようです。おかげで少しムラになった部分がありますが、ここは３回目を塗る際に少しペーパーを掛けて修正しようと思っています。

もうひとつ。前回は節のところとその上の部分が色が薄くなってしまったので、その部分をどうムラなく塗るか考えたのですが、結局、拭き塗りをする手の動きを逆にすることで何とかクリア出来たようです。

どういうことかと言うと、全体的には太→細の向きに塗るのですが、それだと節を通った直後がうまく塗れず、前回のように節の上の部分が色が薄くなってしまいます。なので、その部分（節と節の間）は細→太の向きに手を逆に動かし、付いた塗料が乾かないうちにすかさずその両側を太→細の向きに塗るようにしました。

作業をしてから既に４日ほど経ち、どうやら完全に乾いたようです。

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ムラの程度次第ですが、恐らくもう１回塗れば仕上げることが出来るでしょう。あとひと息です。