Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

グリップまわり(その4)

2008年04月17日 | ロッドビルド

フロントグリップまで接着が終わりました。

特に目新しいパーツは使っていませんが、バージョン1から変わったところは、リールシートのDPS18をソフトタッチタイプにしたことくらいです。(リールシートのサイズは変えていません。)たまたま以前Mud Holeで買ったものが在庫であったので、ちょっとだけグレードアップしました。



グリップのコルクはいずれもJustace製です。補修した跡が残るのも昨今のコルク事情を考えると仕方ありませんね。



さて、この4/4ピースはもうひと工程残っていました。フックキーパーの取り付けです。

ロッドを組むようになってフックキーパーも色々試してみましたが、個人的にはやはりオーソドックスな形のものが一番使いやすい気がします。一時期、その入手のしやすさから、フライ用のスネークガイドを使ったこともあったのですが、私には合いませんでした。フックの掛けやすさは抜群なのですが、反面そのくびれた部分にラインが引っ掛かることが多く、特に夜のメバル釣りなどの際、ちっとも集中出来ませんでした。

今は廃盤になったFujiの折り畳み式も使ってみたのですが、その頃はまだソルトの大きなフックを使うケースが多かったため、細い隙間にフックが入りづらく、これまた私には合いませんでした。(因みに、海外のサイトではまだ買えるところがあるようですね。)

今回のロッドは、バージョン1から取り外したものを付けています。オーソドックスな凸型です。向きはリールフットと同じ向き、つまり真下に向けて付けています。



少しだけトリムを入れましたが、使ったメタリックは、私のなかでは新色の#9653 Light Blueです。持ち主であるドン・ホセ君の好みを確認して決めました。単純なシルバーよりもクールな感じで、割と存在感があります。

赤はCandy Apple、今回はC糸です。糸目を残したまま、正々堂々と巻き目を揃えてやろうという魂胆です。A糸のつるっとした仕上がりも綺麗ですが、C糸やD糸の巻き目が残る(かつ、それが揃っている)様子も好きなのです。

週末にこの部分だけをコーティングして、この4/4ピースを一旦完成させてしまおうと思っています。それが終わったらガイドセッティング、ガイドラップと進みます。まだまだ先は長いですね

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 4/12 メバル・カサゴ | トップ | ガイドラップ(その1) »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アタシは (海苔屋)
2008-04-19 08:35:03
アタシはスネークガイドを使ってます。
取り付けてる場所はブランクのサイドです。メバリングやアジングでも使ってますが、今のところトラブルは皆無です。

知り合いは、リアグリップのセパレート部分に下向きで付けたりもしてます。
返信する
スネークガイドは (魚花)
2008-04-19 09:20:25
フックが掛けやすくてとても良いアイデアだと思ったんですが、
先日加賀FAでも使ったメバルロッドでサイドに(左に90度振って)付けたら、
夜によくラインが絡まったのです。
私のガイドセッティングが悪かったのかもしれませんね・・・
返信する

コメントを投稿