Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展 (三菱一号館美術館)

2017年11月04日 | 美術・芸術

三菱一号館美術館で開催中の「パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展」。タイトルはちと長いが、言いたいことはよく分かる。

1900年という時を挟んで花開いたポスター藝術。

まず最初に面があり、それを線で区切ればそこにご婦人の身体、枕にシーツ、シャンパンの泡、ソファやその背景までもが現れる。

それはまるで面の一筆書きで、却ってそれが見る者の想像力を掻き立てるような気がする。


(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック「『お金』のプログラム」1895年、三菱一号館美術館蔵)


(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック「ラルティザン・モデルヌ」1896年、三菱一号館美術館蔵)


(ピエール・ボナール「小さな洗濯女(『画家=版画家集』より)」1896年、ファン・ゴッホ美術館蔵)


(ピエール・ボナール「『フランス=シャンパン』のためのポスター」1891年、ファン・ゴッホ美術館蔵)


フェリックス・ヴァロットン「取り返しのつかないもの(『アンティミテ』X)」(1898年、三菱一号館美術館蔵)

パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展
2017年10月18日~2018年1月8日
三菱一号館美術館

コメント    この記事についてブログを書く
« 菊亭/牡蠣の天ぷら (丸の内) | トップ | 豚骨、かしわめし、そして堅パン »

コメントを投稿