北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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駅と停留所の跡地へ

2018-10-16 19:53:49 | 札幌



札幌市内を運行する路線バスの一つに「じょうてつバス」というバスがあります。
札幌駅前ターミナルを拠点に、南区方面が主な運行ルートになっているので、西区民の私は、プライベートでは一度も乗ったことがありません。
(多分。仕事では、関係者の方のご自宅に伺うのに一度だけ乗ったことがある。(この日))





この「じょうてつ」というのは、かつては「定山渓鉄道」という、大正7年(1918年)10月17日、当時の国鉄白石駅から定山渓に至る、延長29.9kmの路線として開業した鉄道会社でした。
昭和44年(1969年)10月31日に廃業し、現在は定山渓方面へ向けてバスが運行されていますが、現在でも、当時の痕跡が市内に幾つか残っています。





札幌と室蘭を結ぶ一般国道36号を室蘭方面へ向かい、豊平川に架かる豊平橋を過ぎて少し進んだところ。
写真のマンションは、かつて定山渓鉄道の「豊平駅」があった場所で、当時の駅舎は平成17年(2005年)まで残されており、私も、大学がこの近くだったので、ここにも何度も来ていました。
写真を撮っておかなかったことが何とも心残りです。

それもさることながら、道路の真ん中に緑地帯がありますね。
これがちょっと気になります。





国道を挟んで向かい側から。
見ると、写真の先の方は道路が一本になっているのに、緑地帯を挟むように二本に分かれていますね。
何かありそうだなあ・・・。














と、そこにあったのは、このような表示板。
表示板のとおり、この場所は、定山渓鉄道と札幌市電が直結する場所だったのです。
当時の市電は、現在の「すすきの」停留所から、36号を豊平方面に向かい、「豊平8丁目」という、この場所にあった停留所まで運行されていました。

ということは、この緑地帯と、それを挟んで二本に分かれる道は、やはり「豊平駅」と直結していた停留所と路線の痕跡ということなのかな・・・。
因みに、古い資料を見ると、この「豊平8丁目停留所」は、当時36号に架かっていた歩道橋と直結していたそうですが、その歩道橋も、残念ながら現存はしていません。





その「豊平駅」と「豊平8丁目停留所」の交わる場所から南西方向へ。








ショッピングセンターがあります。





このショッピングセンターのある場所が、初代の定山渓鉄道豊平駅のあった場所なのでした。





この「東光ストア」というショッピングセンター、合併して現在の名前になる前の「東急ストア」の時代は、現在地の向かいにあり、小さいながらも、書店やCD店もテナントとして入っていたので、私も大学時代、講義の合間や講義からの帰りに何度も立ち寄ったものでした。
現在の「東光ストア」の場所には、当時ホームセンターが建っていて、そこも何度か利用していて、この辺りは土地勘のある場所なので、初代豊平駅の跡地という、札幌の歴史に大きく刻まれる場所であったと知って、正直驚きました。
本当、かつての豊平駅舎が現存していた頃に写真を撮っていなかったことが、心残りでなりません。

(二つの駅と停留所の位置関係はこちら。)
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告知のお知らせ?

2018-10-15 19:58:51 | 日々のもろもろ
NHK朝のニュース番組「おはよう日本」で、毎朝5時50分頃、特殊詐欺について視聴者に注意を喚起するコーナーがある。
主に実例の紹介をしているのだけど、今日紹介されたのは、あたかも法務省あるいは裁判所の関係機関かと思わせるような架空の組織から発出されたハガキについて。
放送によると、最近、「訴訟最終告知のお知らせ」という表題のハガキを発送し、発生してもいないサイト利用料などの未払いがあり、今回の告知に応じなければ訴訟沙汰になるなどと書いて相手を驚かせ、訴訟取り下げ料や弁護士費用などの名目でお金をだまし取ろうという手口の詐欺が多発しているのだという。
番組では、「このような内容のハガキは詐欺である」旨が強調されていて、勿論それに関してはそのとおりと思ったけれど、私は、このようなハガキは、内容以前の段階で詐欺と見破ってよいと思う。
何ゆえそう思うかというと、それは、このハガキの表題がそもそもおかしいから。


「告知のお知らせ」


「告知」って、そもそも「お知らせ」とか「通知」という意味がある言葉ですよね。
ということは、このような表現は明らかに日本語として二重表現であり、日本語表現にことのほか厳格さが求められる法務省や司法機関がこのようなおかしな表現を用いること自体、私に言わせれば考えられない話。(同じ国家公務員として)
なので、そこは、同じく日頃から日本語の正しく厳格な使い方が求められる国営放送として、「このようなハガキは、内容以前に表題で詐欺と見破れます。」というぐらいのことも言ってよいのではと、今日の放送を見て思ったのだけど、どうでしょうかね。
そのような報じ方をし、それが広まることで、表題を改めて内容を更に巧妙なものにするという、いたちごっこ的な展開になってしまう可能性もあるけれど、私だったらそういう注意喚起もありだと思うなあと、今日の放送を見ていて思いました。
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休憩場所

2018-10-14 22:36:39 | 帯広&十勝地方
大体パターン化してきた、金曜日に休暇を取っての二泊三日の帰省。
正直、あっという間に三日間が過ぎ去ります。
明日からまた仕事だけど、しっかり充電して戻れてると思います。





釧路~札幌間の高速バスの休憩地点になっている、道東自動車道の「十勝平原SA」
規模的には小さいけれど、結構立ち寄っている車は多いです。





ここは、「ドッグラン」が設置してあります。
このときはご覧のとおりだったけれど、以前休憩で寄ったときは、元気に走り回っているワンちゃんがいましたよ。





ついついこういうのが気になってしまうのだけど、これはなんでしょうね・・・。
裏側に沢山の人名が書かれていたから、工事が行われたことを記念する趣旨の石碑なのかな・・・。





そして、今日の夜の写真。
両サイドが札幌~釧路を走る「スターライト釧路号」。
日曜日ということで、2号車まで運行しています。





夜だけど、大きなトイレが24時間開放されているため、立ち寄る車は多いです。
大きなライトの向こうに見える月は・・・三日月でした。
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意外かもしれないが

2018-10-13 21:08:01 | 音楽&アーティスト
今週の「ブラタモリ」は湘南が舞台。
湘南は、11年前に江の島に行ったことがあるだけだけど、いつもながら大変興味深く見ることができました。
特に「発祥の地ファン」としては、大磯にある「湘南発祥の地」の石碑は、ぜひこの目で見てみたいと思いました。

ところで、放送の中でも、「湘南といえば」のサザンオールスターズのヒット曲にまつわるエピソードが幾つか出てきたけれど、サザンオールスターズのヒット曲に関して、思い出したネタを一つ。
サザンオールスターズの数あるヒット曲の中で、初めてオリコンチャート第1位に輝いた曲って、何だと思いますか?
いきなり正解を書くと、これは、デビュー曲の「勝手にシンドバット」でも、代表曲の「いとしのエリー」でもなく、1989年(平成元年)にリリースされた「さよならベイビー」という曲なのです。
当時、「高校生クイズ」対策としての芸能ネタ学習用として読んでいた「週刊明星」で、このことが大々的に取り上げられていたので、「これは絶対にネタになる!」と思い、自分でも予想問題を幾つか作ってみたのだけど、残念ながら、このネタに関する問題は出題されなかった様子。
その以前に、自分たちは北海道大会の最初で敗退してしまったけれど、これは、今でも、クイズ王決定戦的な番組でネタになってもおかしくない気がします。
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待ってました!

2018-10-12 16:58:00 | 女性アナウンサー・アイドル・タレント



毎週、「近江ちゃんが取り上げられていないかなあ」と思いながら立ち読みしていたので、今週号は、正に「待ってました!」の内容。
店頭で見つけた瞬間、釧路から札幌まで、5時間半バスに揺られた疲れが一気に吹き飛んでしまいました。(この時のように)

さすがに「あさイチ」は毎日見るのは難しいけれど、毎週金曜日の「プレミアムトーク」は、ゲストとのやり取りの中で、近江ちゃんの色々な一面が見られるので、録画して見る率が高い。
今週は吉田羊さんがゲストだけど、週明け釧路に戻ったらゆっくり見ます。

最後に。
恥ずかしながら、私は、この「あさイチ」で、博多華丸さんと大吉さんが、どちらがどちらなのかようやく覚えました。
昔、テレビのクイズ番組をよく見ていたのに、「アタックチャンス!」の方は華丸さんという覚え方ができていなかったのです・・・。
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