寝るまえに本を読みます。
久々に大藪春彦氏の蘇る金狼を読み返しました
1964年の東京が舞台で、さまざまな車が出てきます。
日野コンテッサ(知ってる)、MGAMk2(知ってる) トライアンフTR4(好き)
ロータスエラン(とても好き) シボレーインパラ(だいたいわかる)
クライスラーインペリアル(ポインターの原型車とは年式が違う)
主人公はTR4を愛人に買わます(本人は貧乏なので)
納車されて試乗してみるんですが
セールスに自分を上回る”スピード狂”と言われて
"ロードホールディングを見てたんだ、TR3と変わらない 変わって欲しかったが"
と言わせています。TR4はTR3とリアサス形式が同じですからね
小説でそういわれた所為じゃないと思うんですが
TR4は後期型でIRS(リアサスが独立式)になりますよね。
ここら辺の流れがストーリーとは別に面白いですね。
中に良くわかんない車があるんですな
フィアットベルリーナという車で
ニューブルーバードがスタイル上の手本にした(といわれる)車と記載があります。
1964年でニューと言うとブルーバードは410ですな
その頃のフィアットを二弦社の自動車アーカイブで調べてみると
Fiat1500と言うのがそれらしい
うーんサイドは似てるけど 410ブルと見間違えるかなあ
主人公はコレをフロアシフトに改造しアバルトの1600ccのエンジンを
つけさし ポルシェ356と勝負するわけですが
356はスーパー90でこのフィアットは100psです。
隔世の感がありますなあ。
ここ数年ヤフオクやセコハンで356のク-ペのキットを探しているんですが
なかなかでないですね。TRONのルマンカーはあるんですが
カレラ2とかのロードカーが欲しいですね