FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

Suddenly,repeatedly and I

2017-01-17 06:00:10 | 映画
2本映画を見ました。
古い映画です
一本は「宇宙からのメッセージ」

いきなりすみません
コーヒー吹いてモニターを駄目にした方にはお詫びだけします
CSで放送された物をDVDにダビングしてみたんですが
いやあ、だめだわこれ
何が駄目って言えない
全部駄目(笑)
まあラストの突撃部分は
スターウォーズジェダイの帰還のデススター攻撃に
影響を与えたってことはあるけど
それくらいじゃないか
まあメカはカッコいい リアベスペシャルのプラモはワタシも買った
すげえ期待したんだけど
住んでるあたりじゃやらなかったのか
公開期間が短かったかで見てない
修学旅行で太秦の映画村で
ヴィジュアルエフェクト(当時はそんな言葉はない)の解説として
ほんの数分分、繰り返して流していて
ソレを食い入るように見ていたので
同行の同級生に変な顔をされたものでした。
SWの公開が劇場の空き待ちで一年あったと
そいで、大急ぎで作ったのがコレ

便乗だ焼き直しだと、ひどいいいわれようですが
沖雅也さん、と早川健 宮内洋 森田健作さん
まあどうでもいいです
浅野ゆうこさんのホットパンツを見る映画ですから
まあ3億3ヶ月のやっつけ仕事です
やっつけ仕事であると言うことと
焼き直しであると言うことを承知で見れば・・・
まあホットパンツだけか
で、くそみそにいわれましたこの映画

満を持して公開されたのが宇宙からのメッセージ
公開前にメカデザインのひおあきらさんが
月刊OUTで特集され
”あんな風(惑星大戦争のようには)にはならない、全然違う”
とおっしゃっていて
スターウォーズなんぼのもんじゃい!
ってな、カタチで公開されたんですが
やっぱ評判悪かったのね
初動はすごかったらしいんだけど
2週目からさっぱりだったそうです
だよなぁ
宇宙空間青く塗ったバックだもん
宇宙船の窓の外に絵がかかってると思ったら
ハイ、それはマットペイントでしたorz
惑星大戦争の方がまだましと思います
何でといいますに、宇宙服や宇宙人が銀色じゃないから
ガバナス人顔銀色ですよ、地球連邦軍 制服銀色ですよ
もうね、マーキュリー計画で銀色の宇宙服なんて放棄してますよ
お話しは支離滅裂 出演陣は豪華だけど
なんか散漫
志保美のえっちゃん、かわいいけど、王女様って感じじゃないよ
宇宙暴走族の2人も演技が大げさで
ガバナスを終われた亡国の王子ハンスを千葉真一さんがやってらっしゃいますが
強い強い、レーザーガンのビーム飛び交う中
ドス
 刀1本で切り込んで、ばったばったと切り倒すんですが
桃太郎侍みたいに、きれいな殺陣ってわけでもないです
これさぁ 仁義なき戦いのSF版作ったほうがよかったんじゃねぇか
あにきー!ガバナスの奴らがかちこみかけよりましたぜぇ!
なんやと、オドレ あのガキ!みてさらせ!
ってさ
ほらしばらくすると、石川賢さんがヤクザウォーズ書くしさぁ
そうじゃなかったら、主演のヴィック。・モローがTOMPSONサブマシンガンと手榴弾もって
敵陣に乗り込む話にすりゃあみんな安心してみていられたろうに


石の森章太郎さんの原作と言うかコミカライズも読んだけどよく分からなかった
未来の話なんだけど最後の決着は、現代でタイムスリップしてきて
うえなノベライズ 野田大元帥ですけどね
どんな話やら 一時期BookOFFでよく見かけたから
部数は結構出ててんだろうなぁ
買っておきゃよかったか(笑)
さすがの東映も、この映画で赤字を出して
その回収のために、TV版が作られます
コレは見てたけど、面白かった
コレがなんと、おフランスで大ヒットザンス

sankukaiと言う題名だそうで
意味は無くて、東洋的な発音名だけだとか
まあ音を当てると、山、海、空と言う意味だと知り合いの
フランス人がこの作品が好きだったら教えてあげてください
ん?SEがSEA(海)、AがAIR(空)、LがLAND(陸)とあてると
米海軍の特殊部隊みたいじゃん、かっこいい!
この映画で良いのは若山弦蔵さんのヴィク。モローの吹き替えだけです(笑)

で、もう一本は
薬師丸ひろ子さん主演のWの悲劇

ワタシこれ大好きだったのに
公開時に劇場で一回見ただけ
なんでビデオもDVDも見なかったんだろう
これ、原作は劇中の舞台劇で・・・ってもうあっちこちのサイトやら
評論で言われつくしているんだけど
この舞台劇の監督役が蜷川幸雄
蜷川幸雄さんが、仏壇マクベスやったのは1980年
この映画は1984年
見た当時は気が付かなかったけど
今回気が付いた、「あ、蜷川幸雄だ」
と言うことは、劇中劇の舞台セットは
モデルガン愛好会協会会長 妹尾河童先生でした
(クレジットあり)
これものすごい入れ子構造と言うか
モザイクと言うか
三田佳子さん演ずる、羽鳥翔が、主人公に身代わりを頼むんだけど
コレも演技、三田佳子さんが羽鳥翔を演してるんじゃなくて
羽鳥翔が、三田静香という観客に対して、あるいは自分自身に対して
演技をしていると読み取れる。
MATの岸田隊員 西田建さんが間を取りすぎて
演出家役の蜷川幸雄さんに怒鳴られるんだけど
この演技がまた、注文どおり臭い演技
西田建さんすげえ
で、蜷川幸雄さんが舞台監督役で出てるんだけど
この怒鳴るあたりは良いんだけど
記者会見のシーンでは笑っちゃうくらいの大根ぶり
これは演技なのか地なのか(笑)
ラスト近く、刺される世良公則さん(森口昭夫)、コレも、愛するものを守ると言うことの舞台

これもすごいつくりで森口が本演劇青年だったことに
由来するんだけど、静香はこれからも女優を続けていくと言う意味もあるし
観客に対する挨拶でもあるわけですよ。
まあ、すげえ映画ですわ、高木美保さんのデビュー作でもありますな
いい映画でした
と言うわけで

DVDを買ってしまいました。

テーマソングはCMではさんざん使われたけど映画の中ではラストにかかるだけ
澤井信一郎やるなぁ


コメント
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