箱根山に警戒レベル3へ、夏の観光シーズン直撃

筆者も近くて便利な短時間で休養出来るセブンイレブンばりの箱根山に今夏訪れることを楽しみにしていた一人ですが、小規模な噴火により警戒レベル3(入山規制)に引き上げられ新たな規制がかかるようです。今後、地震・噴火の可能性を秘めているとしたら温泉、食事はすぐに避難できる日帰りのみになります。観光客は温泉業者さんたちとは立場が異なるので、大涌谷での温泉卵を犠牲にしてダンピングするであろうお財布にやさしい温泉街を満喫することに頭を切り替えるべきです。生きるためには自然には刃向わず変化に対応することが重要です。既に２００１年に起こった群発地震の４倍もの３０００回を超える地震が発生している以上今後起こりうることは只事ではないと関係者も理解すべきでしょう。既に運休中の箱根ロープウェイの代行バスが国道７３４号、４３５号の一部での通行禁止により新たに運休になったことで規制対象外ではある芦ノ湖へ向かう交通手段が狭い旧箱根街道などに限られ今後観光シーズンに入る箱根観光に与える影響は壊滅的です。

以下コピー　神奈川県箱根山の大涌谷でごく小規模な噴火が起き、気象庁は噴火警戒レベルを初めて「３」に引き上げた。大涌谷から１キロ程度の範囲では噴石が飛ぶ噴火が起こる可能性があるとして警戒を呼びかけている。

　気象庁によると先月３０日、大涌谷では新たに見つかった噴気孔の周辺に火山灰が積もっていたほか、直径３０センチくらいの噴石が飛び散っていたという。こうしたことから、先月２９日から３０日にかけてごく小規模な噴火が起きたとして気象庁は噴火警戒レベルを２から３に引き上げた。

　これを受けて箱根町は、大涌谷から約１キロの範囲の立ち入りを規制し、このエリア内にある保養所など対象に避難指示を出した。箱根町の山口町長は会見で、「夏の観光シーズンを控え残念だが、安全確保を徹底して影響を最小限に食い止めたい」と述べた。