広島カープの両輪が夢の無失点バトンリレー、勝利チームの女房役広島カープ会沢捕手がホームランでMVP獲得です。負けたチームの敢闘賞は豪快な一発を放った19歳西武ライオンズ森友哉捕手勝負がMVPか敢闘賞を分けた試合でした。オールスターゲームで感じたことはパリーグの野球は大リーグに近づいている豪快フルスイング野球、剛速球対フルスイング、三振かホームランは観ていて楽しいですね。マツダスタジアムは本拠地広島ファンで埋め尽くされており昨日のオールスターでの広島勢の活躍で火がつき後半戦、熱い争いが続くリーグ優勝に向けて強力な援軍になりそうです。
2009年竣工 建築費110億円
以下コピー 主役は黒田だけではなかった。「オールスターだけど、いつもと変わりなかった。やりやすかった」と田中広は振り返る。
シーズン同様に本拠地マツダスタジアムをチームカラーの真っ赤に彩ったファンの大声援に後押しされ、全セの広島勢が躍動した。
エース前田が黒田の後を2回無失点でつないだ。しかも、球宴ならではの投球で、38球全てストレート。「最初から決めていた」と、真っ向勝負に胸を張った。
黒田、前田をリードした会沢がバットでも全セを引っ張った。三回に真っすぐを「本塁打か三振のつもりで」振り抜くと、打球は中堅左への先制アーチ。四回は会沢同様、球宴初出場の田中広が中前へ2点適時打を放った。38歳のベテラン新井が締めた。五回に放ったこの日2本目の安打は、右中間を破る適時二塁打。今季阪神から8年ぶりに古巣へ復帰。ファン投票で立てた舞台を「夢のよう」と言って感謝し、その思いをプレーで返した。
MVPに輝いた会沢は、お立ち台で「感動です。これをきっかけに頑張っていきます」と宣言した。広島はセ・リーグ5位ながら、首位との差はわずか2ゲーム。広島ファンはこの夜、後半戦での逆転優勝へ夢を膨らませたことだろう。
黒田博樹投手談 広島で球宴の舞台に立ち、日本に帰ってきて良かった…と、あらためて感じます。1年前に起きた土砂災害の被災地から野球少年たちが訪れ観戦したと聞きました。僕がマウンドに上がることで彼らや被災者の方々が頑張ろうという気持ちになるのなら自分にとっても幸せなこと。野球の力は凄い。野球でそれなりに頑張ってきたからこそ喜んでもらえる。野球人生が終わった時に、よくやったなと思えるよう喜んでもらえる一球を大事に投げていきたいと思います。