『名も無く豊かに元気で面白く』

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原監督、1億円不倫恐喝事件敗訴で野球協約違反へ進展か

2015-07-18 02:47:48 | スポーツ

3年も前の事件で大方の野球ファンは忘れてしまっていましたが、嘘つき呼ばわりされた名誉を回復するために訴えた裁判でまさかの敗訴です。1億円不倫恐喝事件で元暴力団員の仲介に入り、その後DeNA監督に収まっている中畑監督と激しくセリーグ優勝を争っている原監督が相手が暴力団員と知って1億円を渡した野球協約違反の疑いの蒸し返しです。優勝を争っている1,2位チーム監督による暴力団絡みの醜態。判決が出てしまえば巨人軍は黙認できず控訴して争うか関係者を処分するしかありません。それをしなければ逆切れ訴訟と取られかねないでしょう。首位で折り返し絶好調なDeNA中畑監督もたまったものではありません。「ドブネズミ……(中略)か泥棒猫か知らんが、そんなもんが一匹やそこらいてもで堂々と法廷で決着つけますから」と『清武の乱』の主人公清武英利元巨人軍球団代表をドブネズミ呼ばわりし勝訴し続けた原監督の後ろ盾ジャイアンツ最高顧問渡邊恒雄氏の神通力も相手がマスコミ週刊文春では通じないようです。

以下コピー 巨人が原監督の金銭問題をめぐる週刊文春の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋に損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決で、東京地裁は15日、請求を棄却した。 12年に掲載された、原監督が過去の女性問題に絡み元暴力団員に1億円を支払ったとの記事。暴力団員と知って金を渡せば野球協約違反となるため、巨人側が記者会見で「反社会的勢力ではない」とうそをついたとも報じた。倉地真寿美裁判長は、週刊文春は当事者らへの取材で信用できる情報を得ていたと指摘。巨人側は「うそつき呼ばわりされたことが名誉毀損(きそん)だと訴えたのに、うそをついたかどうか明確に判断しておらず不当」と控訴する方針を示した。結果的に「1億円不倫問題」を蒸し返されることになった原監督は複雑だろう。

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