自民党参議院議員の脇雅史議員が『泥棒を見て縄を綯う』公職選挙法改正案に反対票です。最高裁で違憲と指摘されていた訳ですから、脇雅史議員の抜本改革を求める姿勢は立派で正論です。他の野党を含めた参院議員は憲法違憲状態を正す最低の改正案、自己保身のみ追求した今回の『10増10減』が世の中に通用すると思っているのでしょうか?現参議院議員の生活を守るために、国民には消費増勢を強いり、さらに国税を浪費する一票の格差を求める裁判の繰り返しでしょう。このような『総論賛成各論反対』の参議院では参議院廃止論が出るのは必然です。政治家の発言・行動は誰がその一番の受益者なのかを見ればスッキリします。国民の為に政治しているのではなくほとんどが政治屋であることが・・
以下コピー 参院選の「鳥取・島根」「徳島・高知」の2合区を柱に選挙区定数を「10増10減」する公職選挙法改正案が24日の参院本会議で、自民党や維新の党などの賛成多数で可決され、衆院に送付された。28日の衆院本会議で可決、成立し、来年夏の参院選から憲政史上初となる合区が導入される。ただ、依然として約3倍の最大格差が残り、将来の抜本改革が課題となる。
自民党会派を退会した脇雅史参院議員(党前参院幹事長)は24日、参院選の「2合区」を柱とする公職選挙法改正案に自らが反対したことについて、「今回は抜本改革ではない。最高裁から『違憲』と言われる恐れがある法律をつくることや、抜本改革をしないことは、国会議員として恥ずべきことだ」と記者団に語った。
脇氏は昨年、22選挙区を統合する大規模な合区を提案したが自民党内の反発に遭い、参院幹事長を更迭された。参院定数を「4増4減」した2012年の改正公選法の付則で、16年参院選までの「抜本改革」が明記されていたことから、同氏は「立法府としての約束をほごにすることになる。誰かが責任を取らなくてはいけない」と述べた。