今日の日経平均はソフトバンクGが足を引っ張り続落。ソフトバンクグループは一時、前日比636円50銭(19.6%)安の2609円50銭まで下げた。2016年7月25日以来およそ3年8カ月ぶりの水準となった。世界的な株安を受け、出資企業の評価損が拡大するとの懸念が強まり、売りの勢いがおさまらない。同社の売買代金は連日で2000億円を超えており、1社で日経平均株価を約120円押し下げている。ソフトバンクGに左右されないTOPIXは1283.22前日比+12.38です。やはりTOPIXを見ないと正確に日本の現状は掴めないでしょう。富裕層は株価の暴落で急速冷凍された状況ですが、老後資金が2000万円未満の67%の人やさらに4人に1人は「100万円未満」の人たちの老後はコロナウイルスショックで苦しくなります。筆者の勝手な予想ですがマスク不足から始まった長蛇の列はいずれ食料品にも波及しそうです。そうなると貯蓄の少ない年金世帯を直撃でしょう。コロナウイルスショックは生命だけでなく、生活をも脅かす人類共通の敵なのです。❷経済産業省が小売店の販売時点情報管理システム(POS)のデータを分析したところ、冷凍食品など「加工食品」のスーパーでの販売額は2月第4週(24日~3月1日)が前年同期比24%増、3月第1週(2~8日)が16%増となった。保存の利く商品が売れており、経済産業省が小売店の販売時点情報管理システム(POS)のデータを分析したところ、冷凍食品など「加工食品」のスーパーでの販売額は2月第4週(24日~3月1日)が前年同期比24%増、3月第1週(2~8日)が16%増となった。
外食では出前サービスが伸びている。中華料理チェーンの「大阪王将」では、東京都など関東3都県の出前の売り上げが2月下旬に前月比で5割程度増えた。買いだめとは言い切れませんが、消費行動に変化が出てきています。
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老後の生活費として年金以外に2000万円が必要、という金融庁のレポートが話題になっている。では、還暦を迎える人たちの貯蓄状況はどうなのか。PGF生命が還暦を迎える人を対象に行った調査によると、現時点での貯蓄額は平均で2956万円となった。
ただしこれは一部の人が平均を大きく押し上げている。1億円以上と答えた人が8%いた一方で、2000万円未満の人は67%に上った。さらに4人に1人は「100万円未満」と回答しており、貯蓄格差が開いたかっこうだ。
貯蓄額を背景としてか、還暦を迎えても働き続けたいという人は8割以上におよぶ。70歳まで働きたいと考える人が4割とボリュームゾーンとなっており、平均は67.2歳だった。
貯蓄額は居住エリアでも差が出た。首都圏では平均額は3363万円に上昇し、首都圏と大阪圏を除いたその他地域では2678万円だった。
また夫婦2人の世帯では、平均額が3223万円と高いが、子育て中の世帯では2354万円と900万円近い差が見られた。
この調査は4月19日から22日にかけて、1959年生まれの男女2000人に、インターネットで行われた。