将棋の藤井聡太三冠が三冠となって初めて名古屋での公開対局に臨んだ
「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」は、日本将棋連盟所属の棋士12人に
よるトーナメント戦を全局、公開対局で行い、 3日は準決勝が名古屋市
港区で行われ、藤井聡太三冠と永瀬拓矢王座が訪れた人たちの前で対局。
対局は持ち時間10分の早指しの中、先手の藤井三冠が、99手で勝利しま
した。 決勝戦の相手は豊島将之竜王で、今月21日に千葉県で対局が行わ
れます。 又、藤井三冠は同じ相手豊島将之竜王に11月12、13日に行われ
る竜王戦第4局に勝利すると、将棋界最高峰タイトルである竜王を獲得。
現在保持する三冠と合わせて四冠となり、羽生善治九段(51)が持つ最年
少四冠記録、22歳9カ月を大幅に更新、史上初の10代四冠となる。また最
高峰タイトルの竜王を含む四冠で、渡辺明名人(棋王、王将、37)も上回
り、ついに将棋界の序列1位に。「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」も勝
利すればまさに将棋界の頂点に立つ。