『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

『王将戦本日第4局 藤井あと1勝/渡辺まず1勝』最年少藤井五冠誕生か?崖っぷち渡辺王将が反撃の狼煙をあげるか?

2022-02-10 08:02:08 | 日記
日本将棋連盟のALSOK杯王将戦七番勝負第4局で、藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖)が大記録に挑む。11、12日に行われる王将戦七番勝負第4局で、渡辺明王将(名人、棋王)に勝利すれば、王将奪取に成功し、史上4人目の五冠を最年少で達成する。四冠 vs 三冠の対決、棋界の今後を左右する頂上対決もいよいよ佳境に入ってきた。挑戦者・藤井聡太竜王はここまで、挑戦したタイトルは全て手に入れてきた。4連勝で初挑戦の王将位も奪取なるか。大胆に時間が使えるタイトル戦は藤井竜王にとって得意分野。後半、50手以上、ほぼ最善に近い手 を打つ、藤井聡太竜王にとって一手の最長時間となった2時間半などは本領発揮であろう。三つ子の魂百まで。藤井聡太が子供の頃に将棋を教えた愛知県瀬戸市の「ふみもと子供将棋教室」の文本力雄さん(67)によれば 子供の頃から「時間の短い将棋は苦手。たっぷりあると強かった」は今も藤井聡太の「真実」なのかもしれない。五冠達成はほぼ確実ですが、今回は前半から正確に指せば渡辺王将にもわずかですが、チャンスはあります。

❷両者はこれまでに13回対戦し、藤井竜王の11勝2敗です。
今期の七番勝負では第1~3局を藤井竜王が3連勝し、あと1勝で王将奪取&最年少五冠となります。昼食は 渡辺王将が「信玄鶏もも肉の炭火焼きと伊藤養鶏場の『たまごころ』の親子丼(サラダ無し)」、藤井竜王は「霜降り和牛の手こねハンバーグ 奥多摩わさびと玉ねぎの和風ソース」の注文だった。どちらも対局場「SORANO HOTEL」の特別メニュー。 
❸藤井が初タイトルを獲得した一昨年棋聖戦5番勝負。その再戦となった昨年、開幕2連敗で後がなくなった渡辺が繰り出し、敗れた戦型を再投入してきた。  今回▲8八銀に対する、△4一王の考慮時間はわずか1分。手を変えた渡辺の踏み込みについて「自然で、有力だと思いました」。想定の範囲内だったと回想し、渡辺の得意戦法・矢倉の選択についても「あるのかなと思っていました」。  渡辺の気迫に気迫で応じる「ツバメ返し」ならぬ「1分返し」。響き合う、両者の指し手。「研究を重ねて、両者掘り下げた局面だと思います。この2人の対戦ですから“調べ尽くしてますよ”と言い合っている」。副立会人の佐々木慎七段(42)が棋士心理を解説した。  藤井は勝てば今年度51勝12敗で勝率・810となる。例年独走状態の勝率1位賞レースにはライバルがいる。39勝9敗で・813。藤井と同学年の最年少棋士・伊藤匠四段(19)が5年連続受賞に立ちはだかる。  藤井は7番勝負を終えると年度内の対局が3月9日、昇級をかけたB級1組順位戦だけになる可能性がある。残り少ない対局を落とすことは逆転の芽も摘む。「2日目もしっかり考えてやりたい」。優劣不明の終盤戦で、幾度も決め手にしてきた瞬発力。局面も賞レースも、静かに反撃機をうかがっていた。  《封じ手は》  ▼立会人・中村修九段 △7六歩。7筋から攻めるしかないので、その一手しか考えられない。  ▼副立会人・佐々木慎七段 △7六歩。受ける手はないので、急所の7筋に足がかりをつくる狙い。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする