『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

「現行秩序の終焉と連鎖懸念で世界の無秩序の時代到来?」

2022-02-26 09:14:52 | 日記

ロシアが満を持してウクライナ侵攻です。ウクライナメディアによると、ロシア軍はキエフ北郊の空港を掌握したとの情報もある。北部のチェルノブイリ原発と周辺地域を制圧し、東部のスムイやハリコフの周辺にも侵攻した。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は24日、ウクライナで住宅を追われた避難民は10万人に上るとの推計を明らかにした。数千人が隣国に逃れたという。ロシア軍は、2014年にロシアが強制編入したクリミア半島と接するヘルソン州の一部も掌握した。

ウクライナ侵攻をめぐっては「パンドラの箱を開ける」とブリンケン米国務長官が予告したように、台湾侵攻をうかがう中国、核ミサイル開発を加速する北朝鮮による現状変更の連鎖が懸念されている。 米国はインド太平洋に力の空白を生む事態も避けねばならず、中国の覇権確立につながれば「現行秩序の終焉と世界の無秩序の時代到来を告げるだろう」と米歴史家のロバート・ケーガン氏は米紙ワシントン・ポストのコラムで指摘した。北方領土問題を抱える日本にとっても他国の問題では済ませられないでしょう。

米国は戦争を防ぐことはできなかったが、ロシアがウクライナに対して実行すると米国が予想していたほぼ全てのことが実際に起きた。

  バイデン米大統領による極めて異例の機密情報公表で意外性が取り除かれ、世界はロシアのプーチン大統領の真意を事前に知ることとなった。また、通常の状況なら取りまとめに数カ月かかると予想される対ロシア制裁措置で、米国に同盟国からの支持を集める時間的猶予が与えられた。今月17日午後遅く、バイデン大統領はカメラの前に立ち、ロシアが数日以内にウクライナを攻撃する方針であり、侵攻の「口実」をつくり出そうとしている「あらゆる兆候」が見られると世界に伝えた。

ゼレンスキー氏はビデオメッセージで「敵は私を第一の標的に定めた」と述べ、「国家元首を失脚させることでウクライナを政治的に壊滅させるつもりだ」と主張した。「私は首都にとどまる。家族もウクライナにいる」と続けた。

❷ウクライナのゼレンスキー大統領が新たな動画を公開し、「今夜は厳しいものになる。敵は、あらゆる手段で攻撃してくるだろう」とロシア軍のキエフ中心部侵攻が近いとの見通しを明らかにしました。CNNによりますと、ウクライナのゼレンスキー大統領が26日、新たな声明を発表し、「ウクライナの運命が決まるだろう」「今こそ踏ん張る時だ」と国民に呼び掛けました。

 「今夜は厳しいものになる。敵は、あらゆる手段で攻撃してくるだろう」と警戒するよう呼び掛けています。

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