『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

「おっさんビジネス用語」はコンプライアンスの抜け穴

2023-03-01 08:20:48 | 日記
「よしなに」「一丁目一番地」「えいやで」…。一定の世代の社会人が職場で多用しがちなフレーズが交流サイト(SNS)を中心に話題だ。人呼んで「おっさんビジネス用語」。独特な言い回しを面白いと思う人がいる半面、分かるようで分からない言葉も多く、若い社員が困惑するケースもある。送り手と受け手で認識の差があれば、「誤解を生む可能性がある」
 直接的な表現を避け、大半に俗語や隠語に近い性格があるのが特徴という。その上で俗語や隠語には「仲間意識を生んだり、職場でのコミュニケーションを円滑にしたりする役割も担う」と指摘。表現を楽しんだり、ぼかして言ったりする場合にも便利なフレーズと分析する。
ただ用語の大半に、明確な定義がないのは落とし穴といえる。「送り手と受け手で言葉のイメージが異なり、正確に伝わらなかったり、誤解を生んだりする可能性がある」。特に具体的な指示が必要な場面での使用には注意が必要だ。
それでもおっさんビジネス用語は職場の潤滑油になることがある。コンプライアンス(法令順守)重視やハラスメント(嫌がらせ)防止を意識するあまり、世代間交流が希薄になりがちな昨今こそ、「よしなに」した使い方が求められるのではないか。
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